過去ログ - 【艦これ】 鈴谷「……え、この子たち皆が?」 提督「秘書艦、なんだ……」
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33: ◆FS4Zx/W3oaqe[saga]
2014/07/26(土) 22:10:41.80 ID:U6oLGOCf0
 ふと気づけば、時計の針はかなり進んでいた。
 そろそろ、おしまいかな。料理も殆ど取られたみたいだし。


「あ、そろそろ時間みたいですね……」


 そう言ったのは、今まであたしと話していた子――吹雪ちゃんだ。
 金剛さんとの一幕(思い出す度に身体がムズムズする……)が終わった後で、あたしは色んな人たちと交流を深めていた。
 その中には、いわゆる「ツンデレ」とか「ヤンデレ」みたいな子もいたりして、個性の多さを考えさせられた。
 特に駆逐艦の子たちのツンデレは、かなり破壊力が高かった……。


「ん、そーだね」


 そんなことを話していると、壇上にカツンと一人の女性が立った。
 あ、さっきの……。
 あたしを見つけてくれた艦隊の中にいた戦艦――長門さんだった。


「皆、いいだろうか?」


 壇上に立った長門さんを、その場の全員が見つめる。
 マイクを通さずとも聞こえるくらい、凛とした綺麗な声だった。
 ちなみに、狼狽えるとそんな姿とのギャップで、かなり萌える(あたしという経験者・談)


「そろそろ、幕を下ろす頃合いだ。皆、戻ったらすぐ寝るんだぞ?」


 明日からも、戦いは続くんだからな。
 そう告げる長門さんに、場がキュッと引き締まるのを感じた。
 いやー、さすが元とはいえ連合艦隊旗艦。カリスマ性が他の人たちとは一味違う。
 壇上から下りる長門さんは、最後までそのかっこいい佇まいを崩さなかった。


「――それでは、鈴谷さん。明日からもよろしくお願いしますね!」
「ほーい、よろしくねー」


 ペコリと真面目に挨拶をしてくれる吹雪ちゃんに、あたしはフレンドリーに応えた。
 あぁ、こういう駆逐艦の子たちは、壇上の長門さんとはまた違った意味で萌えるね……。


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