20: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 22:20:44.89 ID:bqYJKcgr0
 「あっ!」 
  
 「ほ、穂乃果…ちゃんっ!」 
  
 部室には、背後から胸を触ろうと手を回すことりちゃんに… 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/27(日) 22:24:40.12 ID:p/7ZPpx3o
 ヤミ穂乃果いいぞー 
22: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 22:41:53.34 ID:bqYJKcgr0
 やっぱりことりちゃん…μ'sのみんなに出会ってから、変わったね… 
  
 今までは私の隣にいて、いつもニコニコしていて、私の言うことを全部肯定してくれて、失敗したら助けてくれて、次も頑張ろうって笑ってくれて… 
  
 だけど今は…違う 
23: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 22:49:20.73 ID:bqYJKcgr0
 「はぁ…そんなことですか」 
  
 「そんなことでもないよっ!サイズが違うと、手直しが必要だから確認しないと!」 
  
 「それは構わないけど…別に触らなくてもいいでしょ」 
24: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 22:50:59.03 ID:bqYJKcgr0
 「…穂乃果、どうしたのですか?ボーっと立ったままで」 
  
 「…どこか調子悪いの?」 
  
 「えっ?!穂乃果ちゃんどっか悪いの?保健室…行く?」 
25: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 23:12:52.29 ID:bqYJKcgr0
 「え、えっと…穂乃果ちゃん?」 
  
 「…」 
  
 「ど、どこ行くのかな〜…部活、始まっちゃうよ」 
26: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 23:15:29.73 ID:bqYJKcgr0
 「えっ…ここって…」 
  
 私たちがやってきたのは、校舎の端にある空き教室 
 放課後の見回り用に持っていた空き教室の鍵を取り出し、戸をあける 
  
27: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 23:32:10.26 ID:bqYJKcgr0
 「ほ、穂乃果ちゃん…どうしたの?」 
  
 「ことりちゃんはさ…変わったよね」 
  
 「えっ…さっき、海未ちゃんが言ってたこと?」 
28: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 23:34:21.66 ID:bqYJKcgr0
 「私ね、ことりちゃんが…他のコと仲良くする所を見てると、不安だったんだ…」 
  
 「えっ…」 
  
 驚いた顔を見せることりちゃん 
29: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 23:39:53.43 ID:bqYJKcgr0
 「それでね…今日、休憩時間の度にことりちゃんが他のコといるのを見て…笑っているのを見て…不安がおっきくなって…」 
  
 「このままじゃ、いけないって…ことりちゃんが、私の隣にいてくれなくなるって思うようになって…」 
  
 体の奥から…感情の波が押し寄せてくる 
30: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/27(日) 23:45:34.70 ID:bqYJKcgr0
 「…へぇ、そっか〜」 
  
 ことりちゃんが言葉を発する 
 続く言葉は…聞くのが怖いけど…聞きたい 
  
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