46: ◆r5Gu8xXVI.[saga]
2014/07/29(火) 23:58:07.57 ID:T/LCXimq0
音の発生源は、私たちの携帯だった
その時、部室でみんなを待たせていたことを思い出した
「…ぷっ、あははは!」
「ふっ、ふふっ…あはははっ!」
一気に現実に引き戻され、おかしくなった私たちは笑いが止まらなくなる
「あははは…はー…戻ろっか!」
「ふふっ…うん、そうだねっ!」
思い切り笑い、気分はすっかり部活モードに切り替わっていた
「あっ!ねぇねぇ、穂乃果ちゃんっ!」
床に置いたカバンを持とうとしていると、明るい声でことりちゃんが呼びかける
「みて、こうやって手首を合わせると…手錠みたい!」
両方の手首に付いた赤い跡を合わせ、無邪気に言うことりちゃん
そんな姿を見て…
「うん、そうだね!」
私にとっての、最高の笑顔で答える
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