過去ログ - 女「知らない女の子が部屋でまったりお茶飲んでる……」
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◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:54:35.61 ID:x0lqaLG3O
女「うん……。そうだったのねぇ……。辛い状態で聞くかもしれないけど……、その後も旅していくうちに、おばあちゃんに会ったの?」
座敷童「そうじゃ。力が無いのに存在する以上、放浪するしかわっしには術が無かった。違う妖や他の座敷童に会う時もあった。しかし、わっしみたいに力が無い状態で存在する者はいなかったのぅ……。毎日毎日自身の存在を悩みに悩んで、自暴自棄になりそうな気持ちじゃった時、手を差し伸べたのが祖母殿じゃ」
以下略
144
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 01:56:44.41 ID:x0lqaLG3O
……
以下略
145
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:00:09.12 ID:x0lqaLG3O
座敷童「そうじゃの……。わっしは今、どこかの家に世話になっとらんがな……」
祖母「そう。じゃあ、新しい家を探し中とかなのかな?」
以下略
146
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:02:02.40 ID:x0lqaLG3O
女「んー……。じゃあ、私の傘、ここに置いておくから、もし雨が降ったら使って?私の家ここから近いし、ここから離れるなら、置いておいてくれれば回収するからさ」トンッ
座敷童「……うむ」コクッ
以下略
147
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:04:17.55 ID:x0lqaLG3O
ポツ……ポツポツ……ザーーー……
座敷童「……………………」
以下略
148
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:06:18.73 ID:x0lqaLG3O
ザーーー
座敷童「……わっし。……あの女の子に……優しくされる資格なぞ……資格なぞ無いのに……」
以下略
149
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:07:39.47 ID:x0lqaLG3O
座敷童「……構わん。わっしは妖の類じゃし、着物は濡れておるが、問題無かろう」
祖母「ダメ。仮に大丈夫でも、私が気になるから!」
以下略
150
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:09:33.09 ID:x0lqaLG3O
座敷童「……ちなみに、拒否したらどうするんじゃ?」
祖母「強引に連れていく!」
以下略
151
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:10:53.14 ID:x0lqaLG3O
祖母「有り難きお言葉ありがとうございます。では、何とお呼びしましょう?」
座敷童「……座敷童じゃ。好きに呼んでくれてかまわん。あと、そんな他人行儀では気持ち悪いのじゃ。お前さんの普段通りの口調で良い」
以下略
152
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:12:42.71 ID:x0lqaLG3O
座敷童「か、傘……有難かった。お、お前さんに返すのじゃ」スッ
祖母「ううん、どう致しまして。……じゃ、離れないように手繋いで行こ?」
以下略
153
:
◆Bj8NTmmNQI
[saga]
2014/07/31(木) 02:14:53.03 ID:x0lqaLG3O
ひとまずここまで
さっきまで社畜してきて眠いんで寝ます
おやすみです
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