過去ログ - 女「知らない女の子が部屋でまったりお茶飲んでる……」
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175: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:21:21.17 ID:bkRGFwodO

妖狐「ごく稀に道に迷ったり、迂回しようとこの道に入り込む人がいるんです。しかし、ここは見ての通り、この神社くらいしかありません。ですから、我はそういう者たちの為に、ここを今だに護っているんです。人や妖、どちらも道標と言いますか、何かしら目に見えるモノがあると安心しますからね」

座敷童「お前さんがこの神社に案内してくれた時、確かにちょっと安心した気がしたのぅ。じゃが、結局お前さんは何の為にここを護っておるんじゃ?」

以下略



176: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:24:36.43 ID:bkRGFwodO

妖狐「我がこれを望み、必要としてくれた者がいたから、今もやっているので御座います」

座敷童「……要はやりたいから、と?」

以下略



177: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:26:11.88 ID:bkRGFwodO

妖狐「確かに。座敷童さまの言う通りでも御座います。ですが、どうも歳を重ねると頑固といいますやら、我が古くからいるここを離れたくないという気持ちが強くなりまして……。まぁ、年寄りの道楽みたいなモノですな」

座敷童「道楽とのぅ……。……しかし、お前さんはそれだと妖狐としての本分とはブレてしまっておるようにも見えるが……」

以下略



178: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:27:11.46 ID:bkRGFwodO

妖狐「そうですとも。人、妖、動植物含め、己が大事と思ったものを護る。それが、家族、形あるもの、形なきもの……人や種族などにより様々ありますが、それが大事な事なのではと、我は考えております」

座敷童「大事なモノ……か」

以下略



179: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:29:11.18 ID:bkRGFwodO

妖狐「おっと、座敷童さま。それ以上は不要ですよ。貴女様がまさに大事と感じたモノが、答えで宜しいじゃありませんか」

座敷童「それが他の妖と違うような考えだとしても……か?」

以下略



180: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:30:34.03 ID:bkRGFwodO



座敷童「一泊させてもらい助かったのじゃ。今は無理じゃが、きっといつか礼をさせてくれ」

以下略



181: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:31:41.56 ID:bkRGFwodO



妖狐「……どうか、小さく若い妖の貴女に、幸があらん事を……。遠くからですが、我が妖狐、座敷童さまの幸せを祈っておりますよ……」

以下略



182:1 ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/06(水) 21:38:37.34 ID:bkRGFwodO
誰も待ってないかもですがお久しぶりです
蔵王で狐見て楽しんできましたが、車のホイールを宿泊したホテルの駐車場の縁石でガリガリしたり、帰宅したら冷蔵庫壊れて新品買いに行ったりと、かなりグデグデでちょい凹んだりして更新止まってました
今日はここまでですが、明日もまた更新する予定ですので、宜しければ引き続きお付き合い下さい


183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/06(水) 21:49:59.74 ID:CkAZ1BH7o
乙 舞ってた


184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/07(木) 17:31:31.45 ID:WONvPzxb0
乙乙モフモフ


185: ◆Bj8NTmmNQI[saga]
2014/08/07(木) 20:09:27.27 ID:SMg0RXGJO

……

座敷童「……と、まぁ、こんな事があったんじゃ」

以下略



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