過去ログ - 女「知らない女の子が部屋でまったりお茶飲んでる……」
1- 20
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/26(土) 09:53:28.36 ID:d4t1oKWgO
座敷童「あのなぁ、父よ……。お前さんは、先の事を考えると、色々と不安になる事はあろう?」ゴクゴク

父「先、ねぇ……。今の世の中、不安じゃないヤツの方が少ないさ。自分自身もまた然りだ」

座敷童「……父よ。妖怪とか、妖の類は人間と違い、先の不安なぞ普通はせん。長い期間存在はするが、いきなり現れて、いきなり消えるような存在なんじゃ。昔は陰陽師やら、霊媒師やらが力を持ち、除霊だのしていた時は、それらの存在を目の前にし、恐怖したくらいらしいんじゃよ……」
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/26(土) 09:56:34.05 ID:d4t1oKWgO
座敷童「お前さんが思った通りじゃろうのぅ……」

父「もしや、オレの娘が産まれてから、暫く実家にいなかったのは、それとも関係あるのか?」

座敷童「そうじゃ。わっしはのぅ、祖父殿と祖母殿に存在を認めてもらえたのじゃ。そして、お前さんや母殿までもが、無力なわっしを受け入れてくれたのぅ」
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/26(土) 09:59:01.64 ID:d4t1oKWgO
座敷童「ちょいと脱線したのぅ。それでの、お前さんたちが結婚し、子を授かった時、心底めでたいと思った」ゴクゴク

座敷童「そしてのぅ、お前さんたちが産まれた娘、女を連れてきて、初めてわっしが見た時じゃ」ゴクゴク

座敷童「わっしは……、わっしはの、父……」
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/26(土) 10:10:56.84 ID:d4t1oKWgO
父「そうだったか……」

座敷童「祖父殿や、祖母殿は先に……ぃってしまったがのぅ……。ぉ前さんゃ……母殿と、娘の女……、前は……ぉらんかった……ぉ前さんの息子も今は……ぃるが……のぅ……」

ポタッ……
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/26(土) 10:11:56.78 ID:Oahd97kEo
>>15
餅は詰まったけどな


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/26(土) 10:12:49.98 ID:d4t1oKWgO





以下略



78:1[saga]
2014/07/26(土) 10:22:08.88 ID:d4t1oKWgO
午前はここら辺でストップします。
午後は用事あるんで、夜また少しだけでも投下したいなぁと。


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/26(土) 23:06:57.48 ID:zTWO4uEoo

期待


80:夜にヘタレて投下せず寝た1[saga]
2014/07/27(日) 05:51:48.21 ID:/kH1+1mpO



ポフッ

以下略



81:1[saga]
2014/07/27(日) 05:57:39.65 ID:oOnd/uNSO

父「あのな、座敷童。お前たちには、人間一人ずつ同じような、変わらないように見えるかどうかは知らないし、分からない。だけどな、一人一人全く、絶対違うんだ。普通ってあるようで、実は全く無いんだ」ナデナデ

座敷童「……それが、妖にもある……と?」

以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/27(日) 05:59:48.15 ID:oOnd/uNSO
座敷童「その答えは……、答えは見つけられるじゃろうか……」

父「見つかるさ。すぐ見つかるか、ながい時間がかかってから見つかるかは、お前次第だろうけどな」

座敷童「……ふぅ。300年も時を過ごして、わっしより若いお前に色々と教わるとはのぅ。……なんか悔しいのじゃ」フイッ
以下略



292Res/115.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice