過去ログ - 【艦これ】 提督「瑞鳳に媚薬を飲ませてみた」
1- 20
12: ◆ZOMUybyhxg[sage saga]
2014/07/24(木) 21:35:37.29 ID:27knkYjCo
 
提督「そ、そうなのか……」
 
提督「その、なんだ……そんな様子じゃ仕事も手につかないだろ……。報告書は俺一人で作るから、部屋のベッドで休んだらどうだ……?」
 
 提督は部屋の隅に置かれたベッドへ目を泳がせる。
 卑しい気持ちからではない。瑞鳳のあまりの変化に驚愕し、心の中で葛藤しながらも、提督は瑞鳳の身を案じることを選択した。
 それに、この状態の瑞鳳を外へ出してしまうと、誰にどんな目で見られるかわからない。
 提督だって男だ。今、この状況を少しの間だけ独占することを選んだ。
 
瑞鳳「うん、そうする……」
 
 この提督の発言をどう受け取ったのか、瑞鳳はあっさりと承諾する。
 しかし、瑞鳳は動く気配を見せなかった。
 
提督「どうした? 手伝いだったら本当に大丈夫だから、少し休んどけ」
 
 
 
 


瑞鳳「……歩くの辛いから、提督……連れてって……?」
 
 


 
 
 うつむきがちに言葉を発する瑞鳳。
 
 その台詞に、提督は言葉を詰まらせる。自らの心臓が恐るべき速さで鼓動しているのがわかった。
 握りこんだ手が熱くなる。何かを抑えこむように、呼吸を荒らげる。

 もう一度確認するように、「いいのか……?」と提督が尋ねると、瑞鳳はゆっくりと頷いた。
 
 瑞鳳の側に提督が立つ。すると瑞鳳はゆっくりと右手で提督の手を掴み、もう片方の手で軍服の裾を優しく握る。そして肩を、自ずと提督の方へ寄せる。
 雪のように白い肌が提督の手と重なる。その光景に、提督は固唾を飲む。

 瑞鳳の手から温もりを感じる。提督の体温は上昇していたが、それ以上に、瑞鳳は火照っていた――。
 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
36Res/22.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice