17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:29:39.66 ID:8/3DLcOc0
 海未「誤解されるのは嫌ですからハッキリ言っておきますが、私は穂乃果のことが好きですよ。大切だと思ってます」 
  
 海未「しかしそれと同時に穂乃果に厳しくしているのも事実です。けどそれは嫌いだからとかそういうわけではなく、好きだからこそなんです」 
  
 真姫「好きだからこそって……普通は好きな人には優しくするものじゃないの?」 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:31:01.48 ID:8/3DLcOc0
 真姫「…けど、それでもし穂乃果に嫌われたらとか、考えないの?」 
  
 海未「え?」 
  
 真姫「……私は、友達に嫌われるのとか、嫌だから」 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:33:13.44 ID:8/3DLcOc0
 海未「……ところで真姫、忘れ物はいいんですか?」 
  
 真姫「あっ……わ、忘れてたわ」 
  
 海未「もうそろそろ辺りも暗くなりますし、早く帰ったほうがいいですよ」 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:34:53.20 ID:8/3DLcOc0
  
 真姫「……」 
  
 海未「忘れ物、見つかりましたか?」 
  
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:36:27.25 ID:8/3DLcOc0
 海未「……真姫? どうかしましたか?」 
  
 真姫「あ……いや、別に、なんでも」 
  
 海未「ならいいんですが……練習で疲れてしまったのなら、今日は早めに休んだほうがいいですよ」 
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:38:49.33 ID:8/3DLcOc0
  
 ――――― 
  
 海未「穂乃果! そこのステップズレてますよ! ちゃんと周囲とタイミングを合わせないと、隣の人とぶつかってしまいます!」 
  
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:40:48.69 ID:8/3DLcOc0
 真姫「二人って、喧嘩することとかある?」 
  
 凛「喧嘩? んー……あんまりないかなぁ…」 
  
 花陽「確かにあんまり覚えがないかな……凛ちゃんはいつも私を気にかけてくれるし、私に合わせてくれるから、喧嘩にならないのかも」 
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:42:27.49 ID:8/3DLcOc0
  
 ――――― 
  
 真姫(私が日直だからって、普通こんな量のノート、一人の生徒に持たせるものかしら…しかもすごく重いし…) 
  
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:44:11.02 ID:8/3DLcOc0
 真姫「……でもさっき、真姫だったんですね、って言ったわよね?」 
  
 海未「言いましたけど…それがなにか?」 
  
 真姫(それってつまり、私と知らずにノートを取ったってことじゃない。相手が友達じゃなくても助ける気だったくせに、私には友達だからって理由で通すのね。…意味分かんない) 
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:46:08.99 ID:8/3DLcOc0
  
  
 ―職員室前― 
  
  
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 22:47:53.79 ID:8/3DLcOc0
 穂乃果「海未ちゃんってば、真姫ちゃんに手伝ってもらうくらいなら、穂乃果たちが手伝ったのにー」 
  
 ことり「そうだよー。結構プリント多かったのに、一人でいい、なんてカッコつけて…」 
  
 海未「べ、別にカッコをつけたわけでは…」 
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