131: ◆YkC6iYZjHk[saga]
2014/09/05(金) 20:39:45.44 ID:IolxgZbM0
10時食堂。指名された艦娘全員が揃っていた。
提督「それじゃぁこの作戦のブリーフィングを始めるぞ」
そういうと提督は長机の上に模造紙を置いた。
提督「まず・・・基本的な形態についてだが、俺と明石を頂点とした扇状形の布陣を取る。具体的に描くとこんな感じだ」
そういうと提督は模造紙に黒の極太マジックで陣形を書き始めた。
予備部隊
提・明 進
空空空空空空 行
方
戦 戦 戦 戦 戦 戦 向
↓
雷 雷 雷 雷 雷 雷
潜 潜 潜 潜 潜 潜
提督「この理由だが・・・俺は全体を把握する必要があるのに加え、偵察機からの情報は早いほどいいからな。空母部隊との距離は短くしている」
提督「戦艦に関しては発射時の衝撃が艦載機発着艦に影響を及ぼしかねんから空母部隊とは距離を取っている」
提督「雷撃部隊は特になしとして・・・」
提督「対潜部隊は早期警戒の為、本部よりも一番遠いところで布陣してもらう」
提督「これが基本的な布陣だ。なお行軍速度は20ノットで統一する」
電「司令官さん。よろしいですか」
電が挙手をして質問をする。提督は目で発言を促した。
電「この布陣ですと対潜部隊が一番敵の攻撃に晒されます。その対策はおありですか」
提督「それを今から説明しよう」
提督「電の発言通りこれでは前方にある部隊ほど危険にさらされるし、後方の部隊は命中率、火力が落ちることは必定だ」
提督「そこでだ。ローテーション制を敷くことにする」
提督「対潜部隊は偵察機からの報告を受け、敵潜水艦が居た場合、会敵直後に一斉に対潜攻撃を行ってもらう。要は開幕対潜攻撃だ」
提督「これを行った後素早く二手に散会して戦艦部隊の後ろへと回り込んでもらう」
提督「そうすると雷撃部隊が先頭に来るわけだ。そこですかさず雷撃部隊は開幕雷撃を行い戦艦部隊の後ろ側へと回り込んでもらう。図式にするとこうだな」
提・明
空空空空空空
潜 潜 潜 潜 潜 潜
雷 雷 雷 雷 雷 雷
戦 戦 戦 戦 戦 戦
提督「そして先頭に立った砲撃部隊が砲撃戦に持ち込むわけだ」
提督「砲撃戦後の雷撃は雷撃部隊が戦艦同士の合間を縫って雷撃を行う」
提督「これで相手の損害状況を考えて夜戦判定を行う。夜戦の場合はこのままの形態で行うから覚えておいてくれ」
152Res/223.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。