過去ログ - 提督「この青い海で」
1- 20
134: ◆YkC6iYZjHk[saga]
2014/09/05(金) 20:42:45.59 ID:IolxgZbM0

14時食堂。出撃メンバー以外の全員の艦娘が集合していた。

提督「さて・・・今から今作戦の補給部隊の説明を始める」

提督「戦場に出れない不満もあるだろうが、この作戦において補給は戦闘と同等の価値がある」

提督「燃料、弾薬、ボーキが減れば減るほど砲雷撃戦や航空戦の火力は低下する。この作戦において火力は作戦の成否に深く関わるほどに重要だ」

提督「理想論の述べれば、今作戦では1戦分の消費をした時点で補給が入る様にしたいとさえ考えている」

提督「その所を分かって協力して欲しい」

提督「まず燃料の補給についてだが・・・これを使う」

提督は長机の上に3種類の缶のようなものを置いた。

その缶は歪な形こそしているが、燃料を零さない様にかつ素早く注げるように設計されている。

また移動中どれだけ揺れようとも燃料が溢れない様に蓋までしっかりと設計されていた。

提督「俺から見て左から順に戦艦・空母用、軽巡用、駆逐・潜水用となっている」

提督「これに燃料を規定まで注ぎ、現地で陣形を取っている各艦種に適した缶で補給してもらう」

提督「溢れる分には構わないが足りないと困るのでな。不足なきように補給してくれ」

提督「次に弾薬だが・・・」

提督はそう言うと一旦食堂の外に出て荷台を押してきた。

そこには弾薬の入ったカードリッジのようなものがある。それを長机の上に並べた。

提督「俺から見て左から順に、伊号潜水艦、暁型、陽炎型、白露型、島風型、夕張型、球磨型、阿賀野型、長良型、金剛型、長門型、大和型、軽空母、正規空母の弾薬庫だ」

提督「弾薬庫は1艦娘当たり3〜5個の予備がある。それを使うというわけだ」

提督「それで・・・交換時、使用中の弾薬庫にどれだけ余裕があろうとも必ず取り替えてもらう」

提督「弾薬庫の余った弾薬は鎮守府に戻った後全て取出し、使っていない弾薬庫の方に補充してくれ」

提督「これが弾薬の補充方法になる」

提督「そして最後に空母のボーキの補充だが・・・これを使う」

提督が机の上に乗せたのは大小2つの頑丈な布製の巾着袋であった。

提督「この袋一杯にボーキを入れて空母の皆に渡してもらう」

提督「大きい方が正規空母で小さい方が軽空母だ。艦載機減少の際に袋から取りだし補充することになる」

提督「今作戦では恐らく一番ボーキの消費が予想されるので気を付けてほしい」

提督「これが補充方法だ。例え艦種が違えど補給方法は基本的に統一されているから問題はないだろう」

提督「次に・・・補給の際の動き方だ。我々本体は基本こういう陣形で動いている」

そういうと提督は戦闘部隊の時に使った模造紙を広げた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
152Res/223.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice