過去ログ - 【遊戯王】アンナ「安価で」アキ・明日香「「デュエル!」」ペガサス「その3デース」
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14: ◆t6ADIbx.Ks[saga]
2014/07/25(金) 00:04:35.53 ID:vgzvT+WB0


城之内「? どうした、ディヴァインさん。なんか言ったか?」

ディヴァイン「! い、いや、なんでもないよ」

城之内「そうか? じゃあ、早く飲めよ。あぁでも、慌てて飲むなよ? 落ち着いて飲むんだぜ?」

ディヴァイン「わかってるよ……ング……ング……」ゴクゴク

ディヴァイン「……ッハァ……」プハ

城之内「おかわり、いるか?」

ディヴァイン「いや、結構……十分だ、ありがとう……えっと……城之内、君?」

城之内「おう。城之内、克也だ」

ディヴァイン「城之内君……本当にありがとう……こんな状況下で、見ず知らずの私に、手を差し伸べてくれて……」

城之内「いいってことよ! 困った時はお互い様だろ? 当然のことをしただけだぜ。今度俺が困ったことがあったら、アンタが助けてくれればいいさ」

ディヴァイン「…………もし、私が危険な人間だったら、どうするつもりだったんだ?」

城之内「? どういうことだよ」

ディヴァイン「……ここに呼び出された人間が、悪人でない確証は何も無い……」

ディヴァイン「もし自分が何も警戒せず近づいた相手が、いきなり懐に隠してあったナイフを突き立ててくることだって有り得るんだ」

城之内「あぁ……そういえば、そうだな。じゃあ、次に別の人間と出会ったら、もちっと気をつけて話しかけるぜ」

ディヴァイン「……私を警戒しないでいいのか?」

城之内「え?」

ディヴァイン「私だって、今こうして弱ってはいるが、もしこれがただの演技で、君を騙して利用しようとしているとしたら、どうするんだ?」

城之内「……ディヴァインさん……」

ディヴァイン「警戒心が足りないんじゃないかと言っているんだ……もし、次にここで出会う人間がそういう人間だったら、君はまっさきに餌食になってしまうぞ……」

城之内「…………心配してくれてんだな」ニヘラ

ディヴァイン「…………」

城之内「けど大丈夫だって! 俺、こう見えても腕っ節には自信あるんだぜ! 変なこと企んでる奴がいたら、俺がぶっ飛ばしてやるぜ!」シュッシュ!

ディヴァイン「だから、私がその変なことを企んでいたらどうすると……」

城之内「はっははは! なーに言ってんだよ! アンタ、人を騙したり裏切ったり、傷つけたりするような面はしてねーよっ!」

城之内「なんとなくなくだけどさ、きっとアンタは、いい人なんだと思うぜ?」

ディヴァイン「…………そうか……」

城之内「じゃあ、もうちょっと休んだら、ここが何なのか、一緒に調べようなっ!」

ディヴァイン「あぁ……」ニコリ



ディヴァイン「………………」



ディヴァイン(馬鹿めっ!! マヌケかこいつは!!)ニヤァ

ディヴァイン(言うに事欠いて、私が人を傷つける人間じゃない? 初対面の人間相手に何をもってしてそんなことを言っている!)

ディヴァイン(底抜けのお人好しだな! こいつはいい……精々利用させてもらうとしよう……ククク!)





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