過去ログ - 【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」まこ「その26じゃ」
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◆t2KkLw8Fc7QA
[saga]
2014/08/04(月) 20:53:22.55 ID:gZSuzkY0o
〜姫松
「……本気で再建せんと、まずいなぁ〜」
「すいません、力不足で……」
「準決勝までは行けたけどなぁ……力負け、してしもたなぁ」
「……悔しいですっ……」
「まぁ悩んでもどうにもならへんよ。とりあえず、新入生も入ってくるから、弱気だけは見せんと行こか〜」
「そう、ですね……」
「こんなとき、お姉ちゃんやったら……って、あかん! いまの姫松は、私らの代やねんからっ……」
『――というような状態でして』
「……私からは、なんも言うことないなぁ。厳しいようやけど、やっぱりいまの部員の問題や」
『ですよね……』
「で、絹ちゃんは?」
『愛宕先輩にかけてます』
「まさか相談してへんやろな……」
「ヒロはそういうん、私ら以上に突き放すのよー」
『それは絹ちゃんもわかってるはずなんで』
「そらそうか」
「しゃべることで、力もろて、元気なってほしいのよー」
「――あ、お姉ちゃん? うん、私……生水飲んでへん? お腹だして寝てへんか?」
『あったりまえやろ……なんや、絹ぅ。うちがおらんで、寂しいんか?』
「ちょっとだけ」
『しゃーないなぁ……いや、そういうときこそ京太郎にかけへんで、どないすんねん』
「!? えっ、やっ……そ、そんなん……迷惑かもしれへんやん。新しい学校、行ったとこやのに……」
『アッホやなぁ! そういう不安がってるときにこそ、支えてくれる女に弱いんやて、男は』
「そうなん? っていうか、なんでおねーちゃんがそんなことわかるん?」
『――って、オトンが言うてたわ』
「なんやの、それ」
『ええからかけてみーて。そんでうまくいったら、儲けもんや。女は行動力――ちゃう、女は度胸やで』
『失敗考えてウジウジするより、ドーンとぶち当たったほうが、スッキリするやろ!』
「…………そうやんな……悩んでも、なんも……うんっ……」
『お?』
「おおきに、おねーちゃん! 私も頑張るわ!」
「……やーれやれ、手ぇかかる妹やで……ま、そこが可愛いんやけどな」
〜千里山
「……なんでいるんすか、先輩ら」
「大学と近すぎるんが悪い」
「これからもちょいちょい顔だすから、サボりなや」
「私らはええですけど――監督がなんて言うか」
「まぁまぁ。見つからん時間にするし――」
「ほう。そらおもろい……で、すでに見つかった場合はどうするんや」
「」
「……部長、練習始めましょか」
「そうやね。ほな先輩方、ごゆっくり」
「ちょちょちょっ、待ちぃや! 浩子! 泉ぃ!」
「――心配しとったほど、落ち込んでないですね」
「準決勝までは残れたからな……言うたら、あんたらの記録と一緒や」
「きっついわぁ」
「監督のほうは、大丈夫でした?」
「うちの心配はええ。うちより優秀な監督がおったら、元より場所は空けるつもりやしな。肩叩かれんいうことは、そういうことやろ」
「ま、甲子園でも毎年毎年、ベスト4まで行く学校もいませんしね」
「一年も入れて、ここから叩き直しになるんかぁ……」
「他人事みたいに言いなや、あんたらの仕事やで。コーチ」
「えっ」
「頑張ってな、竜華」
「園城寺も、無理のない範囲でやってくれたらええで」
「……うちは、その……病弱ですし」
「……ま、あんじょうしとき」
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