過去ログ - ハルヒ「謎のおっさんに違いないわ!」
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 22:39:48.71 ID:U/EQebCp0
部室のドアを開けるとそこは薔薇の園だった。

キョンは息も絶え絶え、茫然自失としながら、

「か……返して…俺の貞操」
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 22:42:08.15 ID:U/EQebCp0
ドアをそっと少しだけ開けて中を覗く。

つまらなそうにおっさんが座ってる。

キョンはその向いで恐縮したように体を小さくして座ってた。
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74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 22:43:27.83 ID:U/EQebCp0
が、それも無駄だったようで、おっさんはドアを開けた。

「今日は終わりだな」

おっさんは全てを知っているかのようにさっさっと立ち去った。
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 22:44:56.49 ID:U/EQebCp0
部室に入ると、キョンは迷子が母親を見つけたような顔であたしたちを出迎えた。

「なんで俺をおっさんと二人っきりにしたんだ?」

目をウルウルさせながら言ってきた。
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/29(火) 22:45:07.09 ID:AkECqNZpO
心臓じゃねーのかよ


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 22:48:35.04 ID:U/EQebCp0
「それでどう?少しは進展した?」

あたしの質問に対してキョンは、

「ふざけるな!俺がどれだけ怖かったと思ってるんだ!お前はあのおっさんを野生のゴリラか何かと思ってるようだが、そんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ!もっと恐ろしいものだぞ!」
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 23:34:23.46 ID:U/EQebCp0
翌日、ゲッソリしたキョンが、

「なぁ?俺もお前の部活に入らないとダメなのか?」

九組の転校生を知っていれば、元々こいつを誘わなかったんだけど、誘った以上は仕方がないわね。
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 23:35:56.60 ID:U/EQebCp0
昼休み、噂の転校生を見に九組に行く。

教室に人だかりがあった。笑顔を絶やさない見慣れぬ男がその中心だった。

あれが転校生に違いない。あたしはそいつの所に行く。
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80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 23:36:33.82 ID:U/EQebCp0
放課後、九組に行く。

古泉くんがあたしを見つけると笑顔で声をかけてきた。

「ああ。あなたはお昼休みの」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 23:37:07.11 ID:U/EQebCp0
部室に到着。

「へい、お待ち!」

と、ドアを開ける
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/29(火) 23:37:49.47 ID:U/EQebCp0
次の朝、おっさんは例の詰襟ではなく、道着みたいのを着て登校した。

道着は濃紺で白い縁取りがされた半袖みたいな感じ。

下は足の裾は布みたいなので頑丈に巻いてた。忍者みたいと思った。
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