過去ログ - 妖精「あんな鎮守府、こんな鎮守府」
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131: ◆uFoFHa94Qc[saga]
2014/08/02(土) 04:41:19.21 ID:Ro/aYQg5o









山城「それで、なんでそこで縮こまっているの。提督は浸からないの?」

提督「だって今、山城入ってるじゃん」

山城「もう一人が入るくらいのスペースはありますけど」

提督「そういう問題じゃなくて」

山城「いいから入って下さい」

山城「体に熱が残ったまま出ては、入った意味がありませんから」

提督「……失礼する」

山城「……」

提督「……」

山城「……」

提督「……なぜこちらに寄る」

山城「……確かめたかったからです」

提督「?」

山城「最初はお姉様のことばかりを気にしていましたが」

山城「先程言ったように、提督にとって私は汗臭くないかなとか」

山城「提督からして、私をどう感じているのか。そればかりを考えるようになりました」

山城「それとか、提督にいい匂いがすると言われたときの私の気持ち」

山城「この気持ちがお姉様に対するものと、同じものなのかと確かめたくて」

提督「……どうだった?」

山城「わかりません」

山城「ただ、それとはまた違った気持ちで」

山城「ふわふわしていて、すごく心地よいのです」



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