過去ログ - 妖精「あんな鎮守府、こんな鎮守府」
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32: ◆uFoFHa94Qc[saga]
2014/07/27(日) 15:07:53.04 ID:S7hHhaGbo
比叡「……ってことがあったのですが、お姉様」
金剛「私が最初にここに来たときもそうデシタ」
金剛「どの鎮守府にも一人だけ男性の提督がいると聞いていましたが、恐らくここだけ特別なのデス」
比叡「そういうものなのですかね?」
比叡「しかしなぜまたあんな小さな子が提督を……?」
金剛「……ここでは、着任した順番に偉いのデス」
金剛「あの人がここに最初に来て、そう決めたのでしょう」
金剛「敷かれたルールは絶対デース……」
比叡「年功序列制、ですか」
金剛「歳は関係ないみたいネ。ただ居る順に偉いのデス」
金剛「私もそれで、いくつか悔しい思いをしたこともあるネ……」
比叡「言い返すことは?」
金剛「できないネ。皆も同じように守っているのですから」
金剛「それに、そんなことしたらどうなるかわからない」
金剛「あの人を、提督を見ているとそう感じるのデス……」
比叡「はぁ……じゃあ私の立場は相当低いものに……」
金剛「大丈夫ネ、きっとすぐ慣れマース!」
金剛「それに、酷いことを言う人はあんまりいないヨ?」
金剛「機嫌が悪いときに突っかかって来るくらいだから、へこへこしてればいいネ」
金剛「それに姉妹なら立場なんて関係ないデス。いつでも頼っていいんだから、ネ?」
金剛「だから比叡、頑張ってネ!」
比叡「はい、お姉様! 気合、入れて!」
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