過去ログ - 神官「勇者様の様子が変だ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/27(日) 14:15:59.34 ID:fvj1UMBw0
神官「勇者様!勇者様!どうしたんですか!?起きてください勇者様!」

勇者「...ん」

神官「勇者様!目を覚ましましたか!どうしてこんな洞窟で倒れていたんですか!というか、大丈夫なんですか!?」

勇者「...大...丈夫。」

神官「大丈夫に見えないんですけど!ぼんやりしてないでしっかりしてください勇者様!」

勇者「...」ポケー

神官「勇者...様...」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 14:28:34.19 ID:fvj1UMBw0
宿屋

神官「...」ガチャ

戦士「あ!神官、帰ってきたか!」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 14:40:51.98 ID:fvj1UMBw0
戦士「神官!勇者はどうしてこんなんなっちまったんだ?」

神官「私にもわかりません...。町外れの洞窟で勇者様を倒れている所を発見して...それ以降ずっとこんな感じです。」

戦士「洞窟?勇者、お前あんな所で何やってたんだ?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 15:07:19.11 ID:fvj1UMBw0
戦士「こういう時は質問が一番だな。おい勇者!私との模擬戦闘でお前は何勝何敗だ?」

勇者「うー.........21勝5敗3引き分け...だと思う。」

戦士「...あれ?お前それだけしか負けてなかったっけ?...お前確か8敗くr」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 15:09:24.19 ID:fvj1UMBw0
戦士「魔翌力が空って…私みたいになっているって事か?」

魔法使い「いや...普通どんな人でも多かれ少なかれ魔翌力はあるはずなんだけど...今、勇者は文字通り空っぽ...魔翌力が全く感じられない!」

神官「なんと...それは大変な事ではないのですか?」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 15:11:36.06 ID:fvj1UMBw0
戦士「(勇者が魔法を使えない......いやまて。ひょっとしたら、剣の腕までも落ちていたりしてないよな?でも、もしそうだったら...)」

戦士「えーい!勇者っ!」

勇者「.......?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 15:15:06.28 ID:fvj1UMBw0
1時間後

戦士「よう......今帰ったぞ。」ボッロボロ

勇者「......ただいま。」ボロッ
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 15:16:44.23 ID:fvj1UMBw0

神官「どちらにしろ、原因だけでも掴んでからにしましょう。出発は延期です。」

勇者「......大丈夫だって。」

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 19:58:18.62 ID:fvj1UMBw0
診療所

医者「うーん...申し訳ありませんが、私にはさっぱりです。」

勇者「......」ポヤァ
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 22:43:01.57 ID:fvj1UMBw0
酒場

魔法使い「ぷはぁ...。親父!もう一杯!」

酒場主人「へいへい。お嬢ちゃん、見かけの割によく飲むねぇ。」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/27(日) 22:43:54.82 ID:fvj1UMBw0
魔法使い「おう、そうだけど...どうしたんだ?」

酒場主人「いや、あの毒蜘蛛の依頼は相当危険で、何人もの腕利きが命を落としたって話だぜ。それを倒すだなんて......強いんだなあんた達。」

魔法使い「なるほど。どーりで報酬がズバ抜けて高かったわけだ。」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/27(日) 22:44:23.50 ID:fvj1UMBw0
魔法使い「ふむ……じゃ、失踪前に何か気になること言ってたりとかしてたか?」

戦士「おい。なんで急に聞き込みを始めているんだ?」

魔法使い「酒場は情報交換の場だぜ?それに俺はこの町長娘失踪事件が、勇者の異変と何が関係あるに違いないと睨んでるんだ。」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/28(月) 13:20:19.00 ID:6DUQEhpk0
宿屋

神官「なるほど……そっちも同じような情報を手に入れたというわけですね。」

魔法使い「うん……一応他の人にも当たってみたけど皆ほとんど同じ話だったよ。」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/28(月) 13:53:55.56 ID:6DUQEhpk0
(町長「娘は、洞窟へ魔物退治に行った後、すっかり人が変わってしまったんです…。」
町長「何を聞いても上の空。まるで人形のように無表情で、魔法もできないと言い出して……。
町長「次の日には、『探してくる』と謎の書き置きを残して、家からいなくなっていたんです…!」)

神官「…とのことだそうです。今の勇者様の状態とほとんど一致していますね。」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/30(水) 14:05:35.04 ID:8WZp93MD0
戦士「い、いや勇者はここに残っていていいんだぞ。洞窟へ行くのは私たちだけで」

勇者「そうじゃない……明日は、出発するべき。」

神官「しかし勇者様。あなたは魔法が使えないと、これから苦労するかもしれませんよ。」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/30(水) 17:48:57.90 ID:8WZp93MD0
戦士「ほほう。冗談を言うようになったな勇者。ちょっと表に出ろ。」

魔法使い「戦士落ち着いて!剣で挑んでもまた返り討ちにあうよ!」

戦士「知るか!全武器使った本気モードで屠ってやる!」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/30(水) 18:03:05.75 ID:8WZp93MD0
戦士「……意外だ。うちのメンバーでもっとも慎重な神官が。」

神官「慎重だからこそです。勇者様をこんな状態にしてしまうような洞窟を調べるのはリスクが高い。」

神官「この町で調べられることは他には無さそうですしね。先に進みながらこの現象に関する情報を集めていった方がいいでしょう。」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/30(水) 19:14:56.19 ID:8WZp93MD0
戦士「えーい!勇者っ!」

勇者「……」グ-スカピ-スカ

戦士「起きろゴラァ!」ボガッ
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/31(木) 13:11:41.85 ID:tCiSBk7x0
ガチャ

戦士「…フッ」ボッロボロ

勇者「…」ボロボロ
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/01(金) 23:01:37.25 ID:kU3f490z0
翌日 町を抜けた後の大草原にて

神官「……魔物の集団が来ました!ポイズンスライム4匹……それと魔狼6匹ほどです。」

魔法使い「了解。それじゃ、ポイズンスライムを主に狙って先制攻撃を仕掛けておく。」スッ
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/01(金) 23:03:12.47 ID:s8q4RVCoo
酉つけろ


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