13: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:10:43.69 ID:c+Fkeffe0
そうして千早ちゃんは、家を出た理由を私に話してくれました。
当たり前だけれど、社長は知っていると、話し始める前に付け加えていました。
私もそうだろうとは思っていましたけれど、千早ちゃんが自分の口から話してくれる時を待っていたんです。
14: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:11:23.42 ID:c+Fkeffe0
一番の味方であるはずのご両親が、自分に向ける忌避の目。
それがどんなに辛い事か、どんなに苦しい事か。
私には想像もつきません。
15: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:11:58.42 ID:c+Fkeffe0
千早「あずささんには随分とご迷惑をお掛けしてしまいました」
あずさ「迷惑だなんてそんな……。事務所へ行くのに迷わなくなったし、私は助かっていたわよ?」
16: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:12:31.86 ID:c+Fkeffe0
千早「でも、いつまでもあずささんに甘えているわけにもいきません。
幸い仕事も増えてきたので、自分で部屋を借りようと思っています」
17: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:13:00.22 ID:c+Fkeffe0
あずさ「……ごめんなさい。ちゃんと話してくれて、ありがとう」
辛い過去を打ち明けてくれた千早ちゃんを、優しく抱きしめます。
18: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:14:05.16 ID:c+Fkeffe0
涙に濡れた声で、それでもしっかりと返事をしてくれました。」
引っ越しまで千早ちゃんから、今までのような壁を感じなくなりました。
きっと、全部話したことで胸のつかえが下りたのでしょう。
19: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/27(日) 15:17:25.36 ID:c+Fkeffe0
終わりです。
短いですね。
千早とあずささんが一緒に暮らしていたらどんな感じになるだろうかと思い書きました。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/27(日) 15:34:57.27 ID:hcqCxAVao
乙です
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/27(日) 15:37:44.63 ID:/q3xvGsRo
乙
胸のつかえになるようなモノは72もないな
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/27(日) 15:53:13.13 ID:OkMupLx3o
いいね
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/27(日) 16:11:26.12 ID:rqWpJ01o0
おつおつ!
25Res/13.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。