5:VIPにかわりましてNIP初心者がお送りします[saga]
2014/07/27(日) 19:47:24.70 ID:IIy9Ia5F0
一日中遊び呆けて、疲れて、夜になって。
誰となく広場に寝転がり、三人で頭を中心に放射状に寝そべって。
深い藍色の中、鈍く光る星を数え、下らないことで笑みを溢して。
一人、二人と夢の中へ引きずり込まれ、最後まで頭上の海を見上げていた私も微睡んで。
顔に当たった滴さえも、空の海が引っ繰り返った拍子に落ちてきた海水だなんて思って。
段々と勢いが増し、バカみたく開いた口に滑り込んだ水滴を味わって、頭が冴えた時には既に遅くて。
急いで小屋に走りこんで、顔に蜘蛛の巣が張り付いて、悲鳴と笑いの花が咲いて。
318Res/125.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。