過去ログ - 【艦これ】とある那珂ちゃんのおはなし
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◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 04:56:19.93 ID:Lmhq/5Qw0
艦娘の、解体。
それはどんなことなのか、彼女たちはよく知りません。
其処の部屋に入って、出てくるのは提督さんだけなのですから。
でも、解体というのは、とてもさみしいことだと、那珂ちゃんは考えていました。
以下略
7
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◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:00:19.70 ID:Lmhq/5Qw0
「提督、そういえば、さっき新しい子入ったよね?あの子は?」
那珂ちゃんはアイドルです、だから、どんなにつらくても、笑顔を作るのは得意でした。
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8
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:05:46.40 ID:Lmhq/5Qw0
気が付けば、艦隊に、戦艦や重巡洋艦もたくさん増えてきました。
でも、この提督さんは、ずっと那珂ちゃんを旗艦にしてきました。
ある日のこと、那珂ちゃんは提督さんに頼まれました。
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9
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:09:19.88 ID:Lmhq/5Qw0
島風ちゃんは、ちょっと不思議な子でした。
他の艦娘さんとは、あまりお話をしません。
いっしょにいる「連装砲ちゃん」という子たちと一緒におしゃべりをしています。
出撃するとき一緒でも、あまりお話をすることはありませんでした。
以下略
10
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:16:51.87 ID:Lmhq/5Qw0
「おぅっ」という、ちょっと特徴的な悲鳴を上げて
涙目でこちらを見ていたのは、島風ちゃん。
「あ、や、やだ…な、泣いてないもん!」
以下略
11
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:23:03.74 ID:Lmhq/5Qw0
それからは、出撃も、お休みも、那珂ちゃんと島風ちゃんは一緒でした。
二人はとっても仲良しで、ずっと一緒だよ、と約束をしました。
ある日提督さんは言いました。
「島風ちゃんもちょっと強化したいね、そうだ、島風ちゃんを一時的に旗艦にしよう。
以下略
12
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:28:55.22 ID:Lmhq/5Qw0
提督が言うから、頑張れるというのもありました。
あと少しで海域のボスまでたどり着く。
那珂ちゃんは、既に大破していました。
「やだ、提督、帰ろうよ」
以下略
13
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:33:02.22 ID:Lmhq/5Qw0
結果はとても、散々なものでした。
「やだ…一人にしないって、言ったじゃん」
那珂だけじゃない、旗艦である島風以外も、大破していたのです。
以下略
14
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:38:18.06 ID:Lmhq/5Qw0
そんな判断を下した提督に、誰もついていくはずがありませんでした。
彼は司令官としての立場を捨てて、行方知れずとなってしまいました。
一時的に、別な提督預かりとなった島風は、なんとなく海を眺めていました。
以下略
15
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:45:15.41 ID:Lmhq/5Qw0
島風は、とある新人提督のもとに預けられることになりました。
提督のレベルが彼女を追い越すまでは、旗艦、秘書艦というよりは、アドバイス係です。
加勢はしない、という約束で、一緒に何度か出撃したこともあります。
以下略
16
:
◆R7dLXvXtnU
[saga]
2014/07/28(月) 05:51:57.10 ID:Lmhq/5Qw0
無理矢理すぎるハッピーエンドでごめんなさい。
最近建造してもなかなか那珂ちゃんに会えずにむしゃくしゃしてた。
那珂ちゃんは那珂ちゃんと一緒に近代化改修してます。
あと島風のリボンと那珂ちゃんのアホ毛にシンパシー感じたのでいっしょにしたかったんです。
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