166: ◆R3w6VC0mCvpW[saga]
2014/08/17(日) 07:03:28.25 ID:0FToeXme0
にこ「ふぅん。……つまり?」
真姫「このバカにこ! つまりこの女の性格が九年と何ヶ月かで直る筈ないってこと!」
にこ「確かに思い出せば本当に最悪な性格してたわよね」
佐藤「まぁ、酷いですわね、そんなことありませんわ」
にこ「音ノ木坂の一つ上だった生徒会長の赤の爪飲ませてあげたいくらいだったわ」
真姫「誰よそれ?」
にこ「色々と縁があってね。今は音ノ木坂で教師やってて、今はここあの担任やってるのよ」
真姫「その縁って話、この後詳しく聞かせてよね」
佐藤「本当にお二人は仲が良いですわよね。公園でお見かけした時は《孤独の君》とは思えませんでしたもの」
真姫「……その呼び方はヤメなさいよ///」
にこ「そういえば真姫ちゃんはぼっちキャラだったわね」
真姫「にこちゃんに言われたくないわよ! どこでお弁当食べればいいのって瞳潤ませてた癖に!」
にこ「そんな昔のこといつまでも覚えてるんじゃないわよ!」
佐藤「お話を戻しますが、一つだけこちらから要望がありますの。よろしいかしら?」
真姫「駄目に決まってるでしょ。にこちゃんぺろぺろ舐めてるの!」
にこ「言葉が色々おかしいわよ。で、要望ってなに?」
佐藤「最後の曲は『Snow halation』でお願いしたいの。わたくし、あの曲だけは嫌いではありませんから」
にこ「既婚者があの曲好きとか言うとなんかムカッとするわ」
真姫「心が狭いわね。結婚なんてしなくていいじゃない」
佐藤「駄目、ですの? そちらの社長からは全て話し合いで決めていいと許可を頂きましたけど」
にこ「そういうことならいいわ。再会した記念ってことでね」
佐藤「優しいですわね」
にこ「あんたが居たから真姫ちゃんが音ノ木坂受けてくれたのも事実だしね」
真姫「そこの一点だけは感謝してるけど」
佐藤「あら、嬉しいですわ♪」
真姫「ただ、変なこと企んでたらただじゃおかないわよ! 佐藤財閥だかなんだか知らないけど、絶対に潰してやるわ!」
佐藤「勇ましいことで。ですが、私が考えてることは一つだけ」
にこ「一つ?」
佐藤「わたくしは借りを返す……。それだけですわ。では、詳しい打ち合わせは後日うちの者が訪れますので良しなに」
189Res/286.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。