18: ◆R3w6VC0mCvpW[saga]
2014/07/28(月) 20:44:25.38 ID:/A4b8bPJ0
にこ「新入生が入るまで勧誘は出来ないんだもの。仕方ないでしょ」
真姫「よくこんな小さい子をハブに出来るものね」
にこ「小さい言うんじゃないわよ!」
真姫「学校って本当に嫌なやつばっかり」
にこ「そんなことないわ。少なくとも……私の場合はみんなのことをきちんと把握してなかったのが悪いんだし」
真姫「にこちゃんって馬鹿に見えるけど、根は真面目ね」
にこ「なに失礼なこと言ってるのよ!」
真姫「夏休みの宿題」
にこ「……にこぉ」ショボーン
真姫「きちんと勉強しなさいよ」フフッ
にこ「そんなことはともかく、今は練習よ」
真姫「にこちゃんは誤魔化す時が露骨ね」
にこ「真姫ちゃんはダンスのステップが苦手だから、今日はそこを徹底的に──」
「──あら? 話に聞いた時は嘘かと思いましたけど、こんな所で何をしてるんです?」
真姫「どうして、貴女がいるのよ」ギリッ
「いいえ、西木野さんが貧乏学校の先輩とアイドルの真似事をしてると聞きまして」
真姫「わざわざ見に来るなんてよっぽど暇なのね」
「ふふふっ。その言葉はそのまま西木野さんへ返します」
真姫「それで、何の用よ」
「西木野さんの滑稽な姿を見せていただこうかと思いまして」
真姫「……」キッ!
にこ(こいつが真姫ちゃんが言ってた嫌な奴ね。なんとも典型的な嫌味キャラ)
「まさかあの西木野さんがアイドルなんて物に興味があるなんて知りませんでした」
真姫「だったら何よ?」
「ふふっ。いいえ、テストの点数が頭の良さと関係ない証明に思えたら可笑しくて」
真姫「なんですって?」
「それとも遊んでいても将来は医者になれるとでも言うのかしら?」
真姫「貴女には関係ないことよ」
「あら? 同じクラスで勉学に励む仲間として、愚かしい行為に身を染めていたら心配してしまいます」フフフ
真姫「どうして愚かって決め付けることが出来るのよ」
「貧乏な人と一緒に居ると思考までお馬鹿になってしまうのかしら?」クスクス
真姫「今の発言取り消しなさい!」
「あら、ごめんなさい。学友が居ない西木野さんにとっては唯一のお友達だったわね」クスッ
真姫「っ!」ギリッ!
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