304: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/12(金) 03:26:14.29 ID:q90wo3NiO
しばらくしても花陽ちゃんは口を開かないようなので、私が声をかけた。
花陽「……あ、えと」
花陽「その……」
ことり「ん?」
花陽「――げ、元気出して!」
グイッと距離が詰められて、両手を包み込まれる。いきなり何を言い出すのかびっくりして身を引いちゃったけれど……。
花陽ちゃん私のことを気にかけてくれていたんだ。わざわざ言いに来てくれて……本当に嬉しいな。
ことり「ありがとう花陽ちゃん」
私は自然にその手を握り返して、満面の笑みで答えた。すると花陽ちゃんの顔がみるみるうちに赤くなって、あわあわ言いながらぷいと目を逸らされてしまった。私は何かしただろうか、練習もまだしてないから汗臭くとかは……ないと思うんだけど。
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