過去ログ - にこ「µ’sの性事情」
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313: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 20:34:57.98 ID:rWHPqgck0
◇◇


 
 あまり綺麗じゃないけれど、そう言われて恐る恐る踏み込んだ部屋の中は生活感に満ち溢れていた。


 花陽ちゃんのことだからきっとなんだかとても落ち着いた部屋に居そう、だなんて考えたことがある。現実はまさにそれと同じだった。


 六畳くらいの小さな部屋で半分くらいはベッドに占領されているが、不思議と落ち着けていた。ベージュを基調とした内壁をしっかりと閉められたカーテンから月明かりが照らす。朝になれば気持ちのいい朝日が差し込むんだろうななんて考えながら、ベッドに座って花陽ちゃんを待っていると、ガチャリとドアが開く。紅茶とお菓子を持ってきた花陽ちゃん。すっと姿勢を整えると、不自然な私の様子を花陽ちゃんは気がついて、目を細めた。小さな円卓に紅茶とお菓子を置いて、私の横に息を吐きながら腰を下ろす。




 いただきますとそう言って紅茶を喉に流し込みながら、一つ気になっているところに視線を向ける。



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