76: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/08/01(金) 16:17:19.44 ID:Z0AVDikj0
にこちゃんが叫ぶと同時に雷の光が覆う。そして腕を振り払いながら、ウチに向き直る。
――にこちゃんは泣いていた。
にこ「諦めたく、ないわよ!!」
にこ「でも、でも、それだけじゃ……私は主人公でもなんでもないのっ!!!!」
にこ「割り切らなきゃいけないこともあるのっ!!!!」バッ
希「待って!!」
にこちゃんは暗くなった街に消えていった。叫んだウチの声も降り出した雨の中に消えていく。
希「……分かってたのに」
希「にこちゃんは諦めてなんかいない。でも、あそこまで追い込んだのは、ウチら……」
降り出した雨の中、ウチはある人の家に向かって走った。
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