過去ログ - 【Fate】無人の戦場で聖杯戦争が行われる様です11【安価】
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463: ◆X9GH1gzIDE[saga]
2014/07/31(木) 15:02:38.98 ID:a4CQMH7x0
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【来歴】
 四代将軍徳川家綱の弟にして、五代将軍… … と言われているが、実はとある呪いを受けて半人となった獣の一族の末裔。
 祖先は仏門の神格に逆らった日本土着の神。
 要するに八百万のか(ry。
 霊的な力は人畜の要素を吹き込まれたことにより代を重ねるごとにすり減っていき、呪いの よどみばかりが濃く、濃く、なっていった。
 そして最後、彼女の代、悪鬼に毒され、瀕死になっていた彼女を救ったのが、後の将軍徳川家綱、彼女の長兄とされる人物である。

 彼の元で体調を取り戻した彼女は、彼が将軍として世のために奮闘する姿を見て、いつの間にか彼に好意を抱いていた。
 しかし、彼女の身に押された呪いの烙印は重く、ついに、近くに居る家綱にまで悪影響を与え始める。
 家綱はだんだんと病がちになり、床に伏せることが多くなった。彼女はそれを必死で看病するが、病状は悪化していくばかり。
 そのことについて笑いながら話し、『次は俺が将軍だぜヒャッハー!』などとのたまっていた将軍の弟綱吉にはいらだちを覚えるばかり。

 そして、彼女の 看病むなしく、ついに家綱は死の床につく。
 家綱が死んで、次の将軍が綱吉に決まることになったその日の夜、彼女は誓った。
 あのような狼藉者に、家綱の代わりは任せられない。
 私があれにすり替わる。

 彼女は本物の綱吉を内々に拘束し、山奥に監禁、変装技術により徳川綱吉を装って将軍としての統治を行った。
 間近で家綱が政治する姿を見てきた彼女にとって、そのくらいは容易いことだった。
 あらゆるしがらみにとらわれていないが故に最善の選択を選べる彼女の統治は、江戸時代きっての善政との呼び声も高い

 だが、しかし。彼女が動かせるものが大きくなるとき、それは彼女を包む呪いが災いをもたらす領域も広がると言うことを示す。

 彼女の就任後、 日本を数々の災厄が襲う。元禄地震、浅間山噴火、洪水、富士山噴火、京都大火、欧州の基金、勅額大火……
 彼女は、少しずつその現実に気づき始める。自分が上に立つ限り、日本は永劫の悪運に包まれると。

 それを防ぐには、自分が座を降りるほかないと、彼女は気づく。

 しかし、将軍の座を降りてから、何かすることはあるのだろうか?
 降りてしまえば、その時点で彼女の存在に役割など存在しなくなってしまっているのではないだろうか?

 意味も無く、呪いに苦しめられるだけの人生なら……不幸を人に振りまくだけの人生なら……そんなもの、さっさと終わらせてしまった方がいいのではないだろうか?

 彼女は、最後に自ら命を絶った。監禁していた本物の綱吉を解 放した上で。

 真・綱吉は何事もなかったように政務に戻り、その入れ替わりは幕府の誰も気づくことがなかったが、

 真・綱吉は政治のことなどなにも分からぬどら息子であり、そこから政治は混迷の一途をたどっていく。

 綱吉が悪君とされるのは、この真・綱吉による後半の悪政が原因である。
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【聖杯への願い】

 呪いのない身体で、もう一度、家綱様と暮らしたい。

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【性格】
 余談だが、生類憐 れみの令(verキャスター)は、生き物を大切にするべきだという当たり前の道徳規範を説いたものに過ぎなかった。
 悪法になりかわってしまったのは、ひとえに真・綱吉の改変が原因である。
 そのことからも分かるように、彼女は生き物に対して優しく接する心根の穏やかな少女である。
 また、献身的でもあり、決して辛そうな顔を外に見せない。

 ただし、彼女にとっての一番はあくまで家綱である。その上にマスターを割り込ませるには、途方もない努力が必要になるだろう。

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【備考】

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