過去ログ - 【艦これ】提督「鎮守府として色々不味いことになった」
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22: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2014/08/01(金) 05:01:57.01 ID:zJM1GtiUO
――――提督私室。

「ん……朝か……」

 まだ薄ぼんやりとしている意識をはっきりさせようと、提督はとりあえずベッドの上で起きようとした。
 そして、自分の手を掴んでいる相手が居ることに気付く。

(そういえば昨晩は大鳳と寝たんだっけか……まずは何か着て――ん?)

 微かな違和感が、提督の行動を停止させる。
 確かに大鳳は小柄と言っていい体格である。しかし、今彼を掴んでいる手と、布団から出ている彼女の頭は、余りにも小さいのだ。

「――大鳳、起きろ」

「ん、んぅ……? なんですか、提督……もう少し寝かせて下さい……」

 昨晩の夜戦の疲れがかなり残っており、大鳳はベッドから起き上がるのを拒み、寝返りを打って提督の声に応じる。

「いいから起きろ。起きて、自分の身体をよく見てみろ」

「からだ……?」

 真剣な口調で起きろともう一度促され、彼女はようやく身体を起こす。
 それと同時に、提督の顔はみるみる青ざめていき、顔を手で覆って項垂れた。



 ――そして、静寂を切り裂く悲鳴が朝の鎮守府に響き渡る。

“私、小さくなってる!?”


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