過去ログ - 【艦これ】提督「鎮守府として色々不味いことになった」
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701: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2014/10/11(土) 19:21:57.50 ID:jPsaPNq50
――――提督執務室。

「はい、北上さん」

「大井っち、ありがとねー」

「いえ、お礼なんてそんな……」

「出前扱いされて嬉々としてカレー作ってくるって、お前それでいいのか?」

「いいんです、北上さんですから」

「提督ー早く食べよー」

「あぁ、そうだな。大井も一緒に食べていくか?」

「いえ、私は部屋に戻って食べますから。お二人でどうぞごゆっくり」

「大井っち、私は気にしないよ?」

「(北上さん、私が居たら思う存分甘えられないんじゃないですか?)」

「(あー……うん、まぁそうかもねー)」

「やっぱり遠慮しときます。じゃあ北上さん、また何かあったらすぐに呼んで下さいね」

「うん、本当にありがとね大井っちー」

「さて、食べるか」

「いただきまーす」

「――今日のは少し辛めだな」

「うん、結構ピリピリくるねー」

「だが、癖になる味だ」

「スパイスの配合からしてるって言ってたよ?」

「うちの連中はカレーに凝る奴が多いな本当に……」

 ――十五分後。

「――ねぇ、提督。私もう我慢出来ない……」

「……俺もだ、北上」

「じゃあ、いいよね?」

「あぁ、いいぞ」




「あー涼しー」

「ようやく汗がひいてきたな……」

「提督、汗で気持ち悪いし下着も替えたいからちょっと部屋に戻るねー」

「俺もその間に着替えとく。それにしてもあのカレーどんなスパイス入れたんだ? 身体中から汗が噴き出したぞ」

「ついでに大井っちが居たら聞いてみる」

「あぁ、頼んだ」




――――大井っち、あのカレー何か特別なもの入れた?

 ――――新陳代謝を高めるスパイスです。ひょっとして美味しくなかったですか……?

――――味は美味しかったよ。でも、汗が止まんなくなっちゃってさー。

 ――――ごめんなさい北上さん、次からは分量控え目にしてみますね。


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