過去ログ - オーキド「ここに3つの札束があるじゃろ?」
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Ht
2014/07/31(木) 13:49:35.53 ID:aff13ROx0
オーキド「レッド、これをお前にやる。一束200万、全部で600万円じゃ。」
グリーン「あっ!レッドだけずりーよ!じいさん!」
オーキド「まー、心配するなグリーン。お前にも同じだけやろう。」
オーキドは足下のブリーフケースからさらに600万円を出し、机の上に置いた。
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2
:
Ht
2014/07/31(木) 13:52:06.00 ID:aff13ROx0
オーキド「ただし!当然だが条件がある!」
グリーン「そんなあ!そりゃあないぜ!」
オーキド「お前たちに頼みたいことがある!」
以下略
3
:
Ht
2014/07/31(木) 13:54:24.07 ID:aff13ROx0
オーキド「念のためにこいつを持っていけ。」
オーキドはブリーフケースから大きめの巾着袋を取り出し、レッドに渡した。
レッドは袋の中を覗いた。
レッドはコルト1911をもらった!
以下略
4
:
Ht
2014/07/31(木) 13:56:41.65 ID:aff13ROx0
オーキド「グリーン!お前にはモーターボートを用意した!研究所の南の水辺だ。
オーキド「それでグレン島へ行け!そこにある屋敷に、カツラという男がいる。そいつにオ
ーキドの孫だと名のれ。」
以下略
5
:
Ht
2014/07/31(木) 13:58:32.66 ID:aff13ROx0
オーキド「600万円は終わってからだ!さあ行け!くれぐれもしくじってはならぬ!」
オーキドは二人を交互に見ながら言った。
グリーン「よっしゃー!じいさん!俺様に任せとけ!」
グリーンはそう言うと、颯爽と研究所を去っていった。
以下略
6
:
Ht
2014/07/31(木) 14:00:48.74 ID:aff13ROx0
いよいよだ。
初の任務にレッドの胸は高まる。
オーキドのもとで訓練を始めたのは、レッドがまだ4歳の時であった。
日々相当な量の筋力トレーニングを行い、身を隠し、気配を消す方法、
敵の目を欺く様々な作戦。さらにはポケモンの倒し方から、皮の剥ぎ方、調理の仕方まで学び、
以下略
7
:
Ht
2014/07/31(木) 14:02:30.20 ID:aff13ROx0
マサラタウンを出て、1番道路を歩く。
こんな所で危険なポケモンが出ることは滅多に無い。彼にはオーキドが銃を用意した理由が分からなかった。
何事も無くトキワに到着。フレンドリィショップを探し出し、荷物を受け取る。
なんだ、簡単じゃないか。
以下略
8
:
Ht
2014/07/31(木) 14:05:10.32 ID:aff13ROx0
レッド(尾行されている…?)
彼が入る前にショップの前で立ち話をしていた2人組が、ついてきているように思えるのだ。
どんな些細なことでも見逃さないよう、レッドは鍛えられたのだ。
以下略
9
:
Ht
2014/07/31(木) 14:06:44.75 ID:aff13ROx0
下手な尾行だ。レッドは思った。
自分が子供だから、油断しているのだろう。
オーキドに連絡する必要があるが、まず奴らへの対処が先決だ。
レッドはそのまま北へ向かい、トキワの森に差し掛かった。
以下略
10
:
Ht
2014/07/31(木) 14:08:15.12 ID:aff13ROx0
森へ入り、辺りが暗くなる。
レッドは茂みの多いところをずんずん進んでいく。
すでに人が立ち入ることの無い場所に来たが、彼はためらうことなく、不規則に曲がりながら進んでいく。
そして茂みに身を伏せた。
しばらく待ったが、あの2人組が来る気配は無い。
以下略
11
:
Ht
2014/07/31(木) 14:09:14.75 ID:aff13ROx0
彼は茂みを出て、スマートフォンで地図を開いた。
とりあえずニビシティへ行こう。彼は再び歩き出す。
5分ほど歩いたところで、彼は立ち止まった。
以下略
12
:
Ht
2014/07/31(木) 14:10:34.42 ID:aff13ROx0
少年が仰向けに倒れていた。隣に虫取り網が落ちている。
彼の腹は大きく引き裂かれており、あばら骨が飛び出し、腸の一部と夥しい量の血液が溢れ出ている。
衣服は全てちぎられたらしく、素っ裸だ。
下半身を見ると、ペニスと睾丸は根こそぎ噛みちぎられたようで、管のような何かが飛び出している。
以下略
13
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/31(木) 14:11:25.02 ID:aHnuIXecO
体重80kmとは……
14
:
Ht
2014/07/31(木) 14:12:42.88 ID:aff13ROx0
レッド(ピカチュウがいるのか…!)
ピカチュウはかなり危険なポケモンである。
奴らは群れで行動し。獲物を見つけると素早く接近し、電撃で麻痺させる。
そして弱ったところを一気に襲い、[
ピーーー
]。
以下略
15
:
Ht
2014/07/31(木) 14:15:47.74 ID:aff13ROx0
体重ミスった…許してね
相手がピカチュウとなると、多少の用心が必要となる。
レッドはコルト1911を構えて、慎重に進むことにした。
以下略
16
:
Ht
2014/07/31(木) 14:17:44.53 ID:aff13ROx0
レッドはキャタピーごときに反応したことに腹を立て、
もう一匹を思いっきり蹴飛ばした。キャタピーは奇麗な弧を描いて飛び、茂みの中に消えた。
キャタピーはグロテスクではあるが、比較的無害なポケモンである。
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17
:
Ht
2014/07/31(木) 14:20:24.42 ID:aff13ROx0
到着した頃にはすでに日が暮れ、レッドも空腹であったため、彼はファストフード店に入った。
安物のしけたハンバーガーを食べていると、店内のテレビが臨時ニュースを告げた。
「国際的な麻薬組織のリーダーとして、オーキド・ステファノビッチ氏が逮捕されました。」
以下略
18
:
Ht
2014/07/31(木) 14:21:25.84 ID:aff13ROx0
レッドは青ざめた。
オーキドが単なるポケモン博士とは思っていなかったが、まさか『ブラックウォーター』のボスだったとは。
おそらく、レッドが渡された荷物も、中身は麻薬だろう。
マサラに帰ることはできない。
以下略
19
:
Ht
2014/07/31(木) 14:22:54.88 ID:aff13ROx0
レッドはそそくさと店を後にすると、すぐにニビを出た。
追われる身となった以上、一つの場所に留まるのはリスクが高い。
彼はお月見山付近で野宿をすることにした。
慣れた手つきで火をおこし、テントを張る。
以下略
20
:
Ht
2014/07/31(木) 14:25:47.51 ID:aff13ROx0
銃を構えて音の方へ向かうと、茂みに黄色い何かが見えた。
ピカチュウだ!
レッドは素早く始末しようと近づいた。
するとピカチュウの横たわった全身が見え、それが血だらけで、重傷を負っているのが分かった。
以下略
21
:
Ht
2014/07/31(木) 14:27:07.68 ID:aff13ROx0
レッドはさらに接近したが、ピカチュウは息も絶え絶えで起き上がることはできなさそうだ。
レッドは屈んで、傷を調べてみた。傷は肩から斜めに、奇麗に切られている。
付近にこれほど鋭い爪を持ったポケモンはいない。ナイフか何かで切られたものだろう。
血はまだ流れ出ており、ついさっき切られたものだと思われる。
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