過去ログ - カツオ「えー?また鍋料理なのー?」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/07/31(木) 21:39:29.42 ID:AjRWdl1l0
カキーン
パシッ…ヒュッ
カキーン
パシッ…ヒュッ
もはやカツオ達以外誰もいなくなった小学校の校庭で、白球を打つ音と、それを追いかける音だけが聞こえていた。
中島が打つ、カツオが止める。
その繰り返しが百を越えた頃、中島の目からはとめどなく涙が溢れていた。
中島(磯野の奴、この一週間、いったいどれだけの努力をしたんだ…!?)
カツオ「…」ハアッハアッ
カツオの動きはもはや以前とは別物であった。
そしてその変わりようは、彼と共に野球をし続けてきた中島にとって驚愕に値するものだった。
中島「どうして、どうしてそこまでッ!!!!」
カツオ「中島…」
カツオ「わかるだろ?」
夏の夕暮れ、少年たちは歯を食いしばって嗚咽をこらえるのであった。
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