16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/31(木) 23:20:17.01 ID:fWYgRVDL0
男「(まあ、言ってみれば大したことはない)」
男「(階段で、つまずいた同級生を受け止めたら柔らかかったという話だ)」
男「(お話の中ならただのドキドキイベントですむのだが…)」
男「(そうそう甘くはないわけで)」
男「(同級生は翌日から学校を休みがちになり、今週は一回も来ていない)」
男「(当然、俺は会話すらできていない)」
同級生「……正直」
男「うん…」
同級生「電話切ろうとおもった」
男「…」
同級生「自分の中でせいりがつかなくて…、どんな顔して会えばいいかわかんないし…」
男「…」
同級生「でも、男くんもさ…」
同級生「わざとじゃないんだもん…ね」
男「うん…」
同級生「だから、きにしないで」
男「ごめん…」
同級生「もういいってば…」
男「してほしいことがあれば…俺にできることがあれば…」
同級生「じゃあ、もう…忘れて」
男「…」
同級生「お互い、なかったことにしようよ」
男「そう…か、じゃあ」
同級生「…うん」
男「…」プツ
男「ふぅ…」
男「あれ、でもあの投書は?」
しばらくして
TV「○○市教員が生徒の胸を複数回にわたり触るなど………」
妹「これ、お兄ちゃんの学校じゃ…」
男「みたいだな…」
男「(結局、あの後同級生と言葉を交わすことはなかった)」
男「(いまでは、しっかり学校にきている同級生は本当にあの事を忘れられたのだろうか)」
男「(そんなことは、俺には到底分からないことだ)」
男「(ただ、~ラッキースケベ~はそうそう甘くはなかったのだ)」
end
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