過去ログ - 【俺ガイル】 八幡「例えば、あり得たかもしれないそんな世界」
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41: ◆SnKC1m7x8.[saga]
2014/08/02(土) 20:45:09.33 ID:wtQIWKT/0
「いたっ!」

「きゃっ!」

ぶつかられた女生徒の方はどうにか体勢を立て直し無事のようだが、由比ヶ浜が床に倒れてしまう。
衝撃は大したことなさそうだが、……あ〜あ、盛大にプリントぶち撒けたな。

「大丈夫か?」

「うん、どうにか」

「周りに迷惑かけるくらいなら、最初から素直に頼っとけ」

「うぅ〜〜〜、ごめんなさい……。あ、そちらの方も、ほんとすいませんでしたっ」

由比ヶ浜がぱぱっと立ちあがり、ぶつかった相手に謝罪をする。
……ん?
そのぶつかられた女生徒は非常に驚いたような顔をしつつ、俺と由比ヶ浜の顔を何度も交互に見てくるんですけど。
なんなの?
女子(しかも超絶美少女)に見つめられるとか、思わず心臓がドクリと跳ねてしまうから止めていただきたい。

暫く固まっていた女生徒であったが、はっと我に帰り、取り済ましたような凛とした声で話し始める。

「荷物を抱えた相手が対面に居ることに気付いておきながら、避けられなかった私にも落ち度はあるわ。少し驚い……いえ、考え事をしていたものだから。こちらこそごめんなさい」

「いえいえそんな! どう考えても急にぶつかっちゃったあたしが悪いっていうか……」

「プリント拾うの、手伝うわ」

「ありがとうございます」

俺も一緒に拾おうと思いしゃがみ込むと、女生徒(スーパー美少女)と視線がぶつかる。
何この訝しげな視線。
別にスカート覗こうとしてるわけじゃないからね!?



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