26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/02(土) 18:57:34.67 ID:SluoaBc3o
彼は更に熱心に本を読みふけり、
彼女に負けじとその感想を語るようになった。
ちゃんと会話ができるようになってきて、
彼女はやっぱり嬉しそうに笑っていた。
これは実際に会話をして初めて気付いたことだけれど、
彼には思っていた以上に話したいことがたくさんあったようだった。
会話自体は変わらず苦手だった。
でも、自分の考えをなんとか言葉にしてみようとするのは楽しかった。
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