52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/02(土) 20:42:18.88 ID:SluoaBc3o
求めている答えが、さっきとは違う類の物であることには勘付いていた。
それでも、彼はやっぱり何も言わなかった。
重苦しい沈黙だけが二人の間に横たわり、そして時間が過ぎていった。
風が木々を揺らす音と、どこか遠くから聞こえてくる
学生の笑い声ばかりがやけに耳障りだった。
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