15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/03(日) 02:17:14.26 ID:fJccHN/40
退屈する暇なんて、ありません。
P「――いつもながら、学生陣の体力には感心させられるなあ」
翠「そうですか?」
P「学校に通いながらアイドル活動って大変だろう。しかも翠は部活動の部長までやっている」
翠「部の皆も協力してくれてますから、それほどの負担ではありませんよ」
P「でも部長会だのなんだの……気が詰まるんじゃないのか?」
翠「ふふっ、そうですね。でも忙しさでいうなら、Pさんの忙しさも生半可なものではないですよね。きちんとお休み、とれていますか?」
P「ヒトの心配が先か……全く、その気持ちだけで、疲れなんか吹き飛ぶよ」
翠「私もです。気にかけていただいているだけで十分……それに、今の私はとっても充実していますから。Pさんの、おかげですから」
P「……出来た娘だな、翠は。俺みたいなのよりずっと大人だよ」
翠「おかしなPさん……ふふっ、Pさんは、とても立派な大人の男性ですよ」
P「…………」
Pさんは微笑み、それきり黙ってしまいました。照れてしまったのかもしれません。
そうなると私自身、臆面もなくPさんへの想いを語ってしまったことが、どうしようもなく恥ずかしくなってしまいました。
でも、不思議と居心地は良くて、ずっとこの昂ぶりに浸っていたいと思ってしまいます。
大事にしていただいていると、感じることができるからでしょうか。
それとも私が、本心のほんの一部でも、お伝えすることができたからでしょうか。
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