30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/03(日) 11:11:59.46 ID:fJccHN/40
恐らくは声。それも悲鳴。
驚愕に喉が引き攣り、行き場を失った言葉が狼狽となって私の精神を掻き乱します。
――んっ、――――ぁ、……めっ、んぁ……うぁ!!
その間にも断続的に、こちらの鼓膜を擦ってくる声。
力なく、途切れ途切れた呼吸混じりの、日常とは程遠い感触。
しかし、もっと不可解なのは――この鼻先を抓るような、饐えた匂い。
業者さんによって清潔で整えられた女子寮には全く相応しくない、
更に言えば――この部屋の主のイメージに全く相応しくない、
なまぐさい。
あの扉の向こう。
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