34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/03(日) 11:47:02.51 ID:fJccHN/40
しなやかな身体を作るため、Pさんに背中を任せていた私。
Pさんを信用して、背中を任せていた私。
背中を任せる?
いいえ、私はきっとPさんを信用していませんでした。
信用を裏切られることこそが、私の望みでした。
この方なら安心、と。
愚かにも無防備な背中を晒し、油断し切っているところへ抱き付かれて。
胸を揉みしだかれ、おとがいを捩じりながら唇を吸われ、衣服を暴かれ、欲望のままに犯される。
力ずくでもと、求められてしまう。
それは今も同じ。
Pさんなら大丈夫だと、女子ひとりの部屋にお通しし。
女の子のいちばん大切なものを奪われてしまう――
その時、鏡の中の少女と、私とが重なりました。
あの――物欲しそうな顔をした少女は私だったのだと、ようやく分かりました。
その日以来、私がいただくお仕事は急激に増えました。
役どころはいつも――清楚で、潔癖で、純粋な、皆が誰かに期待するような、理想の大和撫子。
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