5:唯「きのう何食べた?」[sage saga]
2014/08/03(日) 01:27:57.84 ID:9Q8Qjn5Q0
唯「いいから! ちゃんと食べなきゃ身体がもたないよ!」
和「うん…… じゃあお願い…… 私、シャワー浴びてくるから……」
唯「まかせて!」
――キッチンにて。
唯「じゃあ、まずは卵焼きからっと。結構苦手だけど…… あれ、前に和ちゃんが書いて
くれたメモどこだったっけ」
唯「えーと、まず合わせだしだね。水80cc、和風だしの素少々、醤油小さじ1、お塩2つまみ、
お砂糖大さじ1.5をよく混ぜ合わせると……」カチャカチャ
唯「で、卵三個をボウルに割って、菜箸の隙間を開けてボウルの底に白身をこすりつけて
千切るようにまっすぐ前後に10往復……」シャカシャカシャカ
唯「そしたらボウルを90度回してまた前後に10往復。『卵はあまり混ぜ過ぎない。白身の
ダマが残るくらいで』か。なるほどー……」シャカシャカシャカ
唯「ここで卵に合わせだしをだーっと…… で、また菜箸で縦横10往復ずつ前後に切るように
卵とだしを混ぜると……」シャカシャカシャカ
唯「さて、こっからが大変なんだよねー」
唯「サラダ油をしみ混ませたキッチンペーパーを用意して、卵焼き鍋を強火で1分加熱
させたら……? え、えーと『卵焼き鍋の横からはみ出さない程度に火を落とす』
と……」モタモタ
唯「ペーパータオルで油を引いて…… な、なんか鍋がすごく熱そうでドキドキする……」シュウウウウウ
唯「ま、まずお玉1杯分の卵液を入れ―― きゃあああああ!」ジュワアアアアアッ
唯「ちょっとちょっと! すごい勢いで卵が焼けちゃってる! やだもう、卵液がだしで
柔らかくってお箸じゃ全然返せなーい!」ジュウオオオオオッ
※和メモ『大きな気泡だけつぶしながら待ち、表面がドロドロになってきたら卵を奥から
手前へ三つ折りにたたむ』
唯「お箸無理! フライ返しにしよう! ええっと、手前に三つ折りって、ああん、もうダメ!
なんかグチャッとなっちゃって! でも、とにかく卵を手前に寄せて……!」グイグイ
唯「んで、今度は前に寄せてから、開いたとこにまた油を引いて、お玉2杯分の卵液を
入れてっと! は、早くしなきゃ……!」ジュウジュウ
唯「『15秒ほど置いて、まだ固まっていない卵を卵焼きの下に流し入れる』って、これでいいの?
で、またドロドロになるまで待って……? あー、もう15秒とか全然わかんないよぅ!
これ大丈夫かな……」ジュウジュウ
唯「と、とにかく焼けてきたら卵を奥から手前にパタンと……」グイグイ
唯「えっと、そしたらまた卵液を、うわわわわ! あ、あとはまた同じ工程を繰り返して……!
ああもう、すっごいテキトーになっちゃったけど、まあいいや、もう……」ワタワタ
唯「な、何とか卵焼き出来たよぉ……」グッタリ
唯「……あっ、続き続き」ハッ
唯「軽く2膳分の冷凍ご飯をチンして、軽く水で洗って……」ジャー
和「ふう、スッキリした……」ガチャッ
唯「あっ、もうちょっとだけ待っててね。すぐ出来るから」
和「ええ。楽しみにしてるわ」
唯「この洗ったご飯にたっぷりの水と白だしをテキトーに入れて火にかけるっと……」カチッ
和(あ、貴重な白だしをそんなに……)
唯「その間に鶏モモ肉を一口大に切って、鍋が沸騰してご飯がふやけてきたら鶏モモ肉を
入れてっと……」グツグツ
和(たぶん雑炊だと思うんだけど、雑炊二人分に鶏モモ肉1パックって多すぎじゃ……)
唯「ん、味はこんなものかな。お吸い物よりちょっと薄め。で、最後は卵でとじて……
あっ、三つ葉切っとかなきゃ! わわっ、鶏肉切ったからまずまな板洗わなきゃ!」オタオタ
27Res/48.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。