過去ログ - 京太郎「全国料理修行…え、麻雀じゃなくて?」【安価】
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42: ◆kMdoUJ39Cc[saga]
2014/08/03(日) 19:03:08.35 ID:TRhVPutl0
人間、死ぬ気になれば何でもできる。

ほら見ろ。かつて正座が苦手で一分ともたず足を崩していた俺が、今では一時間正座して背筋を張りつめてる。

智葉「なるほど…つまるところ、ただの馬鹿か」

京太郎「はいっ! サッセンしたぁ!」

智葉「うるさい。少し黙ってろ」

任せてください。お口チャックは得意っす。

しかし…なんかアレだな。制服のまま肘掛にもたれかかる女子高生…アリだと思う。

例え周りに、いかついお兄さんが居たとしても…いや、やっぱ怖いっす。

智葉「まあいい…とりあえず家に帰れ。電車代は出してやる」

京太郎「いっ!?」

智葉「親に迷惑と心配をかけてまですることじゃないだろ。いいから…」

京太郎「いえ、そっちは大丈夫なんですけど…これ、メールっす」

智葉「なに…おい」

何度か目を瞑っては指で揉み、目を開けては目を閉じる。そんな智葉さんの気持ちはよく分かる。

修行してくるの一言に、頑張れの一言で返す親とは客観的に見てどうなのよ。

頭が痛いとため息を吐く智葉さんも、なかなか色っぽい。スカート、いいですね。

智葉「…おい、厨房の雑用が一人、いなくなったんだったな」

智葉「どうする? 住み込み飯付き、周りは男だらけだが…バイト代程度なら出してやる」

男だらけですか。そうですか。傷跡の多い逞しい方々でしょうか。

「どうするんじゃ兄ちゃんオラァ!」

京太郎「うっす! お願いしますッ! あざっす!」

「ありがとうございますお嬢じゃボケが!」

京太郎「ありがとうございますお嬢!」

智葉「…馬鹿だな」



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