過去ログ - 京太郎「全国料理修行…え、麻雀じゃなくて?」【安価】
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71: ◆kMdoUJ39Cc[saga]
2014/08/06(水) 20:14:39.43 ID:AmZqopQ20
朝、昼、夜。人の食事は日に三度存在する。

つまりそれは、俺の最も忙しい時間帯が日に三度あるということだ。

京太郎「出汁巻き、上がりましたァ!」

「遅えぞオラァ! さっさと米よそわねえかッ!」

京太郎「っす!」

お嬢の好意で滞在を始めて、はや三日。だいぶ慣れてきたせいか動きもそれなりに洗練されてきた気がする。

しゃもじで掬う米はキラリと光って、艶やかな色を放つ。一粒一粒がはっきりと目に映るくらいに立っていて、ほんわり上がる湯気さえも上品に映る。

京太郎「すげえ米だよな…こんなの見たことねーよ」

さすがに下っ端も下っ端ではこの米は食べられないけど、それでも俺には十分上等な部類だ。

京太郎「しかもボーナスまで貰えたし」

この間の蕪の煮物。切り具合は微妙でも味は好評価だったおかげか、翌日適当に投げ渡された金一封。

さすがに両手の指で足りない…とまでは言わずとも、片手の指では足りない金額。

要するに、旅費には十分な金額を頂いたということで。

京太郎「…どうすっかな」

ここは良い場所だ。怖くても良い人がいて、お嬢みたいな人もいる。

けれど、どこか新天地を目指したい俺も居るのは確かな事で。



滞在か、旅に出るかを選んでください。
旅に出る場合は行きたい場所もお願いします。

安価三つ↓



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