32: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/08/03(日) 22:42:45.24 ID:gz+5vwBbo
勘定を済ませ店から出る。
しかし、あの店員さんの話からすると、俺一人で四条家に向かったところで会わせてもらえるかはなんとも微妙だな……。
もしかしたら、怪しい者扱いされて門前払いということもあり得る。
思案していると、同じく勘定を済ませて出てきた青山くんが言った。
青山「Pさんも僕らと一緒に行きませんか?」
P「行くって、どこに?」
青山「もちろん、四条家ですよ!」
P「君たちも四条家に?」
朱袮「そうですよ。さっきも話しましたけど、私達この村の伝承について調べるためにやってきたんです。そのテーマの一つが十年祭! 四条家の方たちがそのことで色々と協力してくださるみたいなんです」
P「十年祭……そういえば向こうの広場で祭りの準備をしているようだったけど」
朱袮「まさにそれですよ! 私達――」
白河「まぁ待てよ朱袮。そもそも十年祭がどういう祭りかってとこから説明せなあかんのとちゃうか?」
P「そうだね。お願いするよ」
朱袮「お願いします、先輩!」
白河「なんやもう、しゃあないな……」
無責任にバトンを放り投げられた白河くんは困ったように笑う。
白河「とりあえずPさんも一緒に祭り会場の広場へ向かいませんか? 歩きながら説明しますよ」
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