42: ◆u7jijUkfI.[saga]
2014/08/03(日) 23:06:28.17 ID:gz+5vwBbo
――千家さんが運転する車中、窓の外を村の風景が次々と過ぎ去ってゆく。
白河「……ところで、Pさんはお一人でこの村へ?」
助手席に座る白河くんが後ろを向いて言った。
P「ん……ま、まぁね」
青山「よく一人で来れましたね、こんな奥地の村に」
朱袮「私達は来る時にだいぶ迷っちゃいましたもんね〜先生?」
千家「はっは、すまんすまん。昔から方向音痴でね」
青山「もー頼みますよ、村へ行くのは二度目だから安心してくれって言ってたじゃないっすか」
P「千家さんはこの村へ来たことが?」
千家「ええ、ちょうど10年前に」
P「10年前というと、やっぱり前回の十年祭のときに?」
千家「ええ、先方もそのときのことを憶えてくださっていたようで、今回の交渉はスムーズに進みました」
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