13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/03(日) 21:56:34.71 ID:dMtqDtw/0
『をしと思ふ 人やとまると 葦鴨の うち群れてこそ 我は来にけれ』
(鴛鴦というわけではないが、貴方の別れを惜しむ人達を連れてきたら、
葦鴨の群れのようになってしまった)
『棹させど 底ひも知らぬ わたつみの 深き心は 君に見るかな』
(あなた方の厚意は、例えるなら、棹を指しても深さの分からない大海のようだ)
などの歌も交わされていました。
しかし、船頭は「もののあわれ」も解しない野人であり、
「潮が満ちてくる」と適当な理由をつけて、船を出そうとしました。
そのため、宴会は中途半端に終わってしまったのです。
96Res/40.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。