42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/03(日) 22:20:23.10 ID:dMtqDtw/0
また、別の人が詠んだ歌は、
『風に寄る 波の磯には うぐひすも 春もえ知らぬ 花のみぞ咲く』
(風や波が寄せる磯には、白梅もなく、鶯も知らない波の花が咲いている)
この二首を、まあ悪くないと思い書き残しました。
更に、一行の最年長の老人が、うさばらしにこんな歌を詠んでいました。
『立つ波を 雪か花かと 吹く風ぞ 寄せつつ人を はかるべかなる』
(立つ白波を、雪か花かと見間違えるように、風も吹き寄せて人の眼をだまそうとしている。
この勝負は引き分けだろう)
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