10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:24:52.52 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「――以上が私の全てです。」
ミントが淹れてくれた紅茶で一息つき、話を締めくくった。
アーチェ「なんか…すごい話だったね」
ほむらの話に耳を傾けていた4人はその内容に戸惑いを隠せていないようだった。
クラース「時ではなく世界すら飛び越えてしまった少女、か」
ほむら「なぜこんなことになったか、私にも分かりません。時間遡行の能力も
今は使えないみたいですし…」
ほむらが視線を左手の盾に落とすと、時を刻むことを放棄するかのように
止まったままの砂時計がそこにあった。
クラース「…君がこの世界に来てしまった理由も君の能力が封印されている
ことも、心あたりが無いわけではない」
ほむら「本当ですか!?」
クラース「まぁ、希望的観測に過ぎないがね」
クラース「その為には我々の世界について話をする必要がある。少し長くなるぞ――」
クラースの話の内容はにわかには信じがたいものだった。ほむらも実際このような状況で
無ければ信じ切れていなかっただろう。
クレスとミントが時空を超えてクラースの時代にやってきた事、ダオスの事、
この4人がダオスと関わるきっかけになった事件の事、魔術、精霊に関する事。
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