31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:50:13.84 ID:0Xe9k2eb0
クレス「…ごめんね。あのときの事を思い出すとどうしても感情的になって」
ほむら「いいえ、大丈夫よ。それに…大事な人のことになると感情を抑えれないのは私も同じ」
クレス「ほむらも?」
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2014/08/03(日) 22:51:02.89 ID:0Xe9k2eb0
予想外の質問にクレスは言葉を失う。そんなクレスの様子もおかまいなしに
ほむらは続ける。
ほむら「私は殺したわ。何人も。何度も。魔法少女同士で命の奪い合いもしたし、
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2014/08/03(日) 22:51:45.92 ID:0Xe9k2eb0
クレス「…苦しかったんだね」
ほむら「えっ…?」
クレス「誰にも言えず、ずっと一人で胸の中に抑えて、押し殺して、戦って、傷ついて、やり直して」
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2014/08/03(日) 22:52:40.27 ID:0Xe9k2eb0
クレス「じゃあ僕は客室に戻るよ。クラースさんが心配だからね」
ほむら「…どんな姿をしているか容易く想像できるわ」
クレス「多分ほむらが想像した格好で正解だと思うよ」
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2014/08/03(日) 22:53:32.90 ID:0Xe9k2eb0
夜。甲板上
食事を終えたほむらは再び甲板に出ていた。
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2014/08/03(日) 22:54:25.88 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「驚かさないでよもう!」
アーチェ「ウッシャッシャ!ごめんごめん」
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2014/08/03(日) 22:56:40.84 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「…クレスさんが私を仲間と言ってくれたの」
アーチェ「うん、クレスから聞いたよ」
ほむら「そう…」
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2014/08/03(日) 22:57:47.66 ID:0Xe9k2eb0
アルヴァニスタの都
船旅を終えたほむら達はアルヴァニスタの都にいた。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:58:30.53 ID:0Xe9k2eb0
ほむら(大きな街ね…。流石城下町、といったところかしら)
ほむら(街の雰囲気だけ見ていると、とても世界を滅ぼす魔王がいる世界と思えないわ)
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2014/08/03(日) 22:59:29.13 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「例えば…だけど」
ほむら「もし、ダオスと話合いだけで解決できるのなら納得できる?」
ミント「私は…、争いが避けられるのなら…。ですが…」
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2014/08/03(日) 23:00:18.33 ID:0Xe9k2eb0
ほむら「? 私達のことかしら?」
「そーそー!おねーちゃん!俺と勝負しようよ!」
ほむら「…はい?」
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