7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 22:21:46.73 ID:0Xe9k2eb0
クレス「西暦・・・?」
ほむら(…)
クラース「何年、という聞き方から察すれば年号のことか?今はアセリア歴4202年だ」
ほむら(アセリア歴…、全く聞いたことがない年号ね)
ほむら「そうですか。ありがとうございます」
クラース「…」
何かを考え込むように顎に手を当てるクラース。
クラース「ほむら君、といったね?君は自分がどうしてここにいるかわかるかな?」
クラースが色んな意味で受け取れるような質問をほむらにぶつける。
ほむら(とりあえず無難に答えましょう)
ほむら「わかりません…。目が覚めたらベッドの上でしたので……。」
クラース「そうか。では簡単に状況を説明する」
空いている椅子に腰をおろしクラースが続ける。
クラース「私たちはとある目的があって旅をしているんだが…」
クラース「旅の途中、急に君が目の前に現れた。本当に突然に、だ」
クレス「ついさっきの出来事だけれどね」
クレスが補足する。
ほむら「突然…?すいません少し漠然としすぎて…」
クラース「そうは言われても本当に突然だったんだ。何もない空間から急に君が現れた」
ほむら(…吸い込まれた穴の出口がそこだった、ってことなのかしら)
クラース「怪我がひどく意識も無かったから手当をして近くの街の宿に運び今に至る、という訳さ」
ほむら「そうだったんですか・・・。わざわざありがとうございました」
頭を下げるほむら。その姿を見つめていたクラースは再び何か考え込んでいる。
ほむら「そういえば、先ほど旅をされていると言っていましたが」
クレス「うん、僕たちはダオスを倒すために旅をしているんだ」
ほむら「ダオス…?」
再び聞いたことのない言葉が出てきた。
ほむら(倒す、ということは人名?組織名?それとも…)
クレスとほむらのやり取りを眺めていたクラースが口を開く。
クラース「ほむら君、単刀直入に聞こう」
クラース「君は一体何者だ?」
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