過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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◆EWlGtrnu5g
[saga]
2014/08/15(金) 01:19:31.59 ID:LvqvQdD5o
人のために祈るのは自己犠牲なんだろうか。
昨日のあいつはそう言った。
自己犠牲って悪いことなんだろうか。
学校なんてもうどうでもいい。
私にとってはこの答えを探す方が大事だ。
「はあ、分かんない」
美樹さやかは4日学校を休んでいた。
昨日の戯言遣いとやらはなんだったのだろうか。
何も知らないくせになんでも知っているような振りをする。
気にいらなかった。
そんな生き方をしているあいつが。
のうのうと生きていけるあいつが。
そんな思いが駆け巡る。
誰も味方なんてしてくれないなら。
いっそ一人で生きていきたい。
一人で正義の味方をしていたい。
「辛いよね…やっぱ」
受け入れたと思っていた運命がこちらを見ているような気がした。
まるでもうすぐ絶望へ叩き落とされるような。
そんな音を立てながら近付いてく気がする。
「…まどか」
不意に口をついたのは親友の名前だった。
彼女が契約するとすればどんな願いなんだろう。
人の為なんだろうか。
自分の為なんだろうか。
きっと彼女はどんな願いでも迷ったりしない。
後悔なんてしないだろう。
もやもやと晴れない思いを追い続けてるうちに美樹さやかはテレパシーを貰う。
オンオフできないのが難点だ。
その声の主は。
あろうことか昨日の赤い髪の少女、佐倉杏子だった。
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