過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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214: ◆EWlGtrnu5g[saga]
2014/08/18(月) 01:32:01.28 ID:Q+qLIe+SO
「ダメなら何度でも繰り返すだけよ」

まどかを救えるまで、何度も
強い決意が見えた。
あるいは惰性というべきか。
どちらにせよ今の暁美ほむらを突き動かしているものが何なのかは哀川潤にとって知る由もない。

「そうかい、ほむほむがそれでいーんならな」

やれやれ、と頭を書く。
どうにも馬が合わないようだ。 

「貴方達は一体何者なの?」

率直な疑問をぶつける暁美ほむら。
彼女が繰り返して来たそのどの世界でもこんな人間は存在しなかった。
まるで別の世界で生きてるような
それ程までに関わりがなかった。

「なぁに、人類最強と戯言遣いさ」

茶化すように言う。
やはり馬が合わない。

「…私の邪魔だけはしないことね、邪魔するようなら」

容赦はしない
寒く冷えきった冷たい目でそう言い放って暁美ほむらは消えた。 

「やれやれ」

頭をポリポリとかいてうなだれる。
やはり哀川潤と暁美ほむらのやり方は大きく違う。
もちろんそれは無理というものなのだが。

「そんなこと言ってもそれが願いなんだからしゃーねえんだよ」

一人残った哀川潤は語る。

「魔法少女ねぇ」

人間とどう違うんだよ、そんなもん
そう言い放って哀川潤も暗闇の中へ消えていったのだった。





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