過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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◆EWlGtrnu5g
[saga]
2014/08/18(月) 16:36:28.82 ID:tWcCxh/Yo
「マヌケ?」
「まぁ、良いんだよ、見てな」
僕は哀川さんに言われるまま戦いを眺める。
五人ともかなり消耗が激しく見える。
それに対しワルプルギスの夜はやっと彼女たちを敵と認識したようだった。
「ぐっ!」
ほむらちゃんが苦し紛れの声を上げる。
比にならない。
ワルプルギスの夜が本気で殺しに来たらこんなにも違うのか。
それにしてもほむらちゃん、なんだかはじめより気合いが入ってる気がする。
「ほむらぁ!」
杏子ちゃんは叫び声をあげながら炎ちゃんのところへ向かう。
間一髪で槍はほむらちゃんの所へと届き二人は仲良く吹き飛んだ。
「済まないわね」
「なぁに、終わったら飯でもおごってもらうさ」
ずぶり、と嫌な音がする。
と、同時に杏子ちゃんの顔が歪む。
ほむらちゃんは動かなかった。
動けなかった。
ワルプルギスの夜は攻撃だけじゃなく、戦いの立ち回りも最強だったってのか。
「ほ、ほむらぁぁぁ!」
ほむらちゃんは半身を失ったことにより大きくバランスを崩す。
ぐらりと。
スローモーションのように崩れ落ちていく。
いくら回復魔法でも間に合う筈がない。
それが見てわかるほどに彼女の体の半分は吹き飛んでいた。
「ぁ…」
一つしかない目で何かを見ながら倒れる。
油断?
満身?
違う、きっと僕がいたからだ。
僕みたいな奴がいるから彼女は死ななければならなかったんだろう。
似たもの同士の僕がいるからこうなったんだろう。
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