過去ログ - いーちゃん「魔法少女?」哀川「そうともさ」
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◆EWlGtrnu5g
[saga]
2014/08/05(火) 23:22:54.37 ID:glq7hAVoo
「怒ってるのかい?」
僕はそう言って僕の3歩先を歩く少女に話しかけてみる。
「別に怒ってません」
うん、この反応は怒ってる時のそれだ。
自分が何をやらかしたのかは分かっているが彼女がなんで怒っているのかは理解し難い。
やっぱり女の子ってめんどくさいなぁ。
パトロールに行ってきな、マミちゃんとよ。
哀川さんはそういってどっかに行ってしまった。
パトロール、と言うと聞こえは良さそうだが要するにソウルジェムをレーダー替わりにして魔女を探すんだそうだ。
こうしてみるとかなり地味だ。
「別に君のことを貶めたい訳じゃない」
ただそんな生き方をしていたら絶対に後悔するよ。
そういって僕はマミちゃんと僕を重ねる。
やっぱり彼女と僕はどこか似ている。
僕には幸い人類最強や死線の蒼や映し鏡みたいなやつがいたからこそ救われた、あるいは救われなかったような物だがどうやら見る限り彼女にそんな存在はいない。
「…あなたは優しいのか、それとも私を蔑んでいるのか分かりません」
そんなの後者に決まってる。
君と僕は何の関係もないんだから。
僕は僕に似てる君が嫌いだから蔑んでるんだよ。
試しに死にかけてみればいい。
それでも僕はピクリとも動かないよ。
君も死んだ方が楽だろう?
そんなこと考えている筈ないのに、それでも僕は彼女を無理やり自分の型に当てはめる。
彼女はきっと僕が死にかけたら助けるだろうに。
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